こんにちは。
みずがきひろみです。
ふー。雨の東京から、名古屋に向かっています。
今夜は、名古屋で、(女性性の)アバンダンス・ワークショップです。 楽しみ~。
「このところイライラが止まらなくて困る~」という方、多いのではないかしら?
かくいう私も、なんだかちょっとしたことでイライラしているように思います。キーッとくる感じではないのですが、イライラ、イライラ。
そして、ダーリンがちょっと私の気持ちを逆なでするようなことを言ったり、やったりすると、私も言葉がキツくなりがち。それがイヤだと、むくれて、寝る。あー早く、ご機嫌を直したいよー、と思いながら。
何が起きているのでしょう、ね?
イライラの原因って、大したことないものが多いですよね?
電車に乗ろうと思って待っていたら、そのことに気づかれずに前に立たれたとか。相手も悪気があったわけではないのはわかるから、「並んでいます」とお伝えすればいいことなのに、イライラ。
連絡を取りたい人となかなか取れない。メッセージが既読にならないから、つい何度も携帯に手を伸ばしてしまう。イライラ。
SNSに投稿したのに、コメントをつけてくれない。つけてもらったコメントがオモシロクない、などなど。
言いたくもないような些細なことなのに、気持ちが漣立つから、そんな不安定な自分にまたイラつく、とか。
台風が連なってやってくる、大雨が続く、そんな不安定な気候や、地震、津波といった天変地異も、追い打ちをかけるように心配事を作ってくれます。
そう。
折り重なるようなイライラの下には、「心配」とか「不安」があるようです。
どうなっちゃうかわからない「不安」。
自分には、対処できないのではないかという「不安」。
これ、「知らない」世界に対する恐れがある、ってことですよね。私たちは、未知のものに対しては、好奇心もあるけれど、基本、「怖い」ですから。
怖がりさんほど、この漠然とした「不安」や「恐れ」に敏感に反応します。
「不安」や「恐れ」をメッセージとして受け取るとしたら、、、
例えば天変地異は、私たちに強制的にリセットを要求します。それが説明もなくいきなりくるから、慌てるし、焦るし、めちゃめちゃ怖いですし、無力感を刺激されるので、憤りを覚えます。直接に被害を被った方は、なおさらです。
でも、「不安」や「恐れ」は、私たちが「ひとり」でいるところを教えてくれます。
誰ともつながっていないところを教えてくれます。
「自分はバカにされているのではないか」。
「自分は必要とされないのではないか」。
そんな風に心配になって、怖くて人とつながれずにいると、一人ぼっちで「未知の世界」に立ち向かわなければならないと感じます。
それは、とても、とても「怖い」です。
そんな「怖さ」を押し殺していると、ちょっとしたことで「人とつながれていない」ことを意識させられるから、イライラ、イライラ。
「怖い」から人と分離する。
人と分離して、ひとりぼっちだから、未知の「明日」が怖い。
そんなぐるぐるにハマってるよー、とイライラは教えてくれているのです。
イライラしているときは、まず一呼吸入れて。そして、橋をかける。
そんな時こそ、まずは、怖がっている「自分」を抱きしめてみてください。
「怖がっているね」。
「不安だね」。
そう、自分に、優しく話しかけるように。
そして、誰かと、そんな思いを分かち合ってみてください。
「何だか不安でイライラしちゃう」。
助けてもらうのではなくて、分かち合って、受け止めてもらえるといいですね。
「聞いてもらえるだけで助かるから、お願い」って。
人の心と心に橋をかけるのって、そんなところからだと思うのです。
新しい「明日」はいつだって、「未知」。
だからこそ、「不安」や「怖さ」があがってきますけれど。
その「不安」と「怖さ」を誰かと分かち合いながら、「幸せに生きる」と決めて一歩を踏み出したいと思うのです。
love and abundance,
みずがきひろみ
P.S. ハワイでは、カメさんは、幸せを運んできてくれる、と言うそうです。あなたのところにもカメさんが幸せを運んできてくれますように。