【恋愛テクニック】「自立」的に生きている女性ほど恋愛に「依存」しやすい

現在、パーソナルセッションは満席です。いつもありがとうございます。

恋テク

公開中の「スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」を観てきました。その後、レストランでお食事をしながら、ダーリンとスカイウォーカーとパラパディーンの家系をああでもないこうでもないと整理していたら、サービスに来るスタッフ、来るスタッフ、「スターウォーズをご覧になられたのですか?」と会話に参加したがるのが面白かったです。「親子関係」、「世襲問題」、「友情」、「パートナーシップ」、「愛と恐れ」。普遍的なテーマには、誰しも「私もひとこと言いたい!」ですよね。スタッフとも会話が弾んで、このレストランに愛された気分で嬉しかったです。

こんにちは。
みずがきひろみです。

カウンセリングサービスがお届けしているアメブロの【恋愛テクニック】の金曜日のコラム〈大人の恋愛術〉を、沼田みえ子カウンセラーと交代で担当しています。

今週は、私が記事をUPしています。

「今年こそ「依存」の恋愛を卒業したい~「もうあなたに振り回されたくない」と思うあなたに贈る言葉~、とタイトル長い!

こちら↓↓↓です!

恋愛がうまくいかなくて悩んでいる時って、心理的なポジションはどちらかというと「依存」的な立ち位置にいます。

自分には選択肢が限られていると感じて、「打つ手なし」と思うから憔悴します。あれもやってみた、これもやってみた。なのに関係性が動かない、変わらない。どうしたらいいのー???って感じですよね。

「自立」的な立ち位置にいる時は、まだ自分の感情をコントロールできているように思えるので、その分「痛み」を感じにくくて、切羽詰まっていないのです。

ここで、「依存」、「自立」という言葉を使っていますが、「愛される」側、「愛する」側、と読み替えてもいいかもしれません。

「大好き」になりすぎると、つい「愛されたい」願望が募って、「依存」的になっちゃう、という私たちがよく知っているパターンです。

逆に、「依存」的になるのが嫌すぎて、「大好き」になることにリミッターを設けている「自立」的な人も多いですよね。←これ、私もコントロールフリークなのでやりがちですが、はっきり言って、自分で自分の人生をつまらなくする元凶です。

今週の【恋愛テクニック】に上げた記事は、大好きになりすぎちゃって、相手に振り回されてしまう「依存」的な恋愛はもうこりごり、と思っている方へのエールとして書きました。

カウンセリングで恋愛の悩みをお聞きしていると、恋愛ではつい「依存」になってしまう人(特に女性)が、人生全般で「依存」的かというと、実はそうでもないんですね。

むしろ、家族を背負い、あるいは仕事で大きな責任を抱え、闘っている人が多かったりします。

他の関係性で甘えられないから、恋愛関係で、一点集中みたいに「甘え」が噴き出してしまうみたいです。

いつも自分がお世話する側。
いつも自分が面倒をみる側。
いつも自分が「愛する」側。

恋愛をしたとき、やっと「愛される」側になれる!

そう思うと「愛される」ことに執着しちゃいますよね。

生まれたばかりの赤ちゃんを抱えている女性が、めちゃ「甘えた」さんになることがありますが、これも同じ理由です。ほとんど寝る間もないくらいに赤ちゃんに振り回されていると、誰かに自分のニーズを引き受けてもらいたくなって、夫を振り回してしまう、なんてことが起こります。

男性は、素直に「甘える」ことを自分に許せない人も多くて、そういう人は「甘え」が「怒り」として噴き出てきます。

仕事で、「自立」的なポジションで、部下や上司、顧客のニーズを引き受けて「いい上司」役をやっていると、奥さまや彼女に、急に、ちょっとしたことで怒り出すことが増えるかもしれません。

「なぜ、急に、これ?」、「この前はあぁ言っていたのに、どうしてここでこれを怒られる?」というような怒られ方をする時は、彼が甘えたいのに甘えられない時なのかもしれません。

話を戻します。

「陰転じて陽」。

「愛されたい」から、相手に合わせる「依存」的なポジションに自分を置き、振り回されるがままになっても、自分の欲しいもの(「愛され方」)は手に入らないと思うと、今度は、癇癪が出てきます。

怒りにまかせて、相手を攻撃したくなるんです。

でも、好きだから攻撃したくないですよね。なので、拗ねてみたり、自己攻撃したり、失敗してみたりと、私たちが〈受動攻撃〉と呼ぶ、悪ーい態度を、それも、知らず知らずにとるようになります。

この悪い態度が、関係性を蝕むのです。よく「自滅的恋愛」なんて言いますよね。

「彼」を手放さなくてもいいんです。「依存」的な立ち位置を手放しましょう。

「愛される」側でいることへの執着を手放して、「愛する」側に立つ、と腹を括ってみましょう。

これまで恋愛に一点集中的に「愛される」ことを求めてきた人にとっては、断腸の思いかもしれませんけれど、実は、この時こそ「生き方」を変えるチャンスなのです。

「彼」だけではなくて、「家族」だったり、「兄弟」だったり、「友人」や「同僚」など、あなたを「愛したい」人は、あなたが思うより大勢いるかもしれません。

「彼」以外の人に、「愛される」勇気を持つことで、「彼」に対する「愛される」ことへの執着を手放すことができますよ。

よろしければ、この記事↓↓↓を読んでみてくださいね。

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この記事を書いた人

みずがきひろみのアバター みずがきひろみ 心理カウンセラー・ビジョン心理学トレーナー

ビジョン心理学トレーナー。外資系投資会社で20余年株のアナリストとして活躍。離婚問題をきっかけに心理学を学び始め、2008年からカウンセラーとして活動する。14年で8,000件以上の個人カウンセリングを実施。グループカウンセリングや大人数の癒しのワークショップも多数開催している。著書に『きょうだいが苦手だ』(河出書房新社)、『母の呪縛をといてありえないほど幸福になる方法』(河出書房新社)がある。

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