2. 「羨ましい」は「欲しい」、「やりたい」と言いかえます。
3. 「今日」あなたが何に心を砕いたかが「明日」のあなたをつくるから
私は、神戸メンタルサービスのトレーナーも務めています。先日、神戸メンタルサービスのYouTubeチャンネルに登場するための〈練習〉を、カウンセリングサービスの駒場カウンセリングルームで行いました。超緊張しながら、平社長の隣に座る私、、、。もうちょっと自然にできないものでしょうか。
こんにちは。
みずがきひろみです。
1. それは「努力」?それとも「才能」?
神戸メンタルサービスの平社長は私の心理学の師匠ですが、この人のスゴイところの一つに、瞬時に、「楽しいことを選ぶ」というのがあります。それも、自分が楽しいだけではなくて、どうしたら「みんな」が楽しくなれるか、を選ぼうとします。
「自分が楽しければ、みんなも楽しいよねー」は、ほぼほぼその通りですが、なかなかそうならないこともやっぱりあります。
「独りよがりの楽しさはよくない」なんて批判的になると、今度は、「楽しい」気持ちを分かち合うことにブレーキがかかって、せっかく場を明るくできるのに、ムードメーカーとしてリーダーシップを取れないことも、、、。
でも、すべるのは怖いし、意図せずに誰かを傷つけるとしたらそれも怖いので、つい無難に隠れてすませようとするのですよ、私は。
平社長が、「ギャグがすべる」すらもネタにしつつ(笑)、果敢にチャレンジするのを私は長年見てきました。当初は、「この人の面白さは才能だ」と思っていました。そして、
「私には、そんなエンターテイナーとしての素質はないから、これは私にはムリなジャンルだ」、
と諦め、
「笑いの取れる才能のある人はいいなぁ」、
とただ羨ましいという気持ちでため息をついてきました。
でも、ですよ。
失敗を恐れずに、毎日、毎時間、毎分、自分と一緒にいる人と「楽しもう」とし続けて「ン十年」の人と、「素質がない」と諦めて「ン十年」の人では、それは大きな違いがあるのは不思議でもなんでもありません。
「私にはムリ。才能ないから」を言い訳にして、「一緒に楽しむ」ことをサボってきたな、私。
ずーっと「面白くない」がコンプレックスでした。どう折り合いをつけるか、悩んできたんですね。当時は諦めて「得意で勝負」と思ったらしい、です。
2. 「羨ましい」は「欲しい」、「やりたい」と言いかえます
もちろん、「才能のある」分野もあれば、苦手な分野だってあります。得意なところで勝負した方がいい、というのも確かです。
それ「でも」、ですよ。
そんな「正しい」リクツを持ち出して、自分がやりたいと密かに思っていることに尻込みさせるのが、「エゴ」のアタマのイイところだったりします。
ほら、アルコールに溺れている人に、「ビール一杯なら大丈夫」と囁いたり、ダイエットしているのに、「明日から食べられないのだから、最後にケーキを一つ。クリームたっぷりなら炭水化物は少ない」などと、囁くヤツですよ。
もっともらしいリクツがあるときは、ホント、判別できないものです。
「羨ましい」は「欲しい」、「やりたい」と読みかえましょう、と日頃、皆さまにもお伝えしております。
自分こそ、やれ!ってなもんです。
もちろん、
派手なシャツを着ることでもなく、
大きな身振り手振りで話すことでもきっとなく、
下ネタを振り回すことでも(多分)なくて。
目の前にいる誰かと「一緒に楽しむ」ために何ができるかを考え抜く、
できそうなことを手当たり次第にやってみる、
そんなことの繰り返しなのだと思います。
すると、ヤツは、こうのたまうのです。「今さら、そんなことしても遅いでしょう?あと還暦まで何年だと思っているの?ムリなことをするより、できることでいいんじゃない?ありのままのあなたでいいのよ」と。
ね?ごもっともでしょう?
でも、またまた、「でも」です。
「凄いなぁ」、「羨ましいなぁ」と思っている「私」も「ありのままの私」なんです。
もし、今日から、「一緒に楽しむ」ことに、あともう少し努力してみたとして、
一流の「一緒にいて楽しい」人になるのに1万時間かかるとして、
そこまで歩けたとして、
私は70歳。
きっと「愛されるおばあちゃん」になっていますね。
それ、なんだかとてもステキなことかも。
幸せそう。
そう言えば、10年以上前に、「苦手なことをする」ことについて書いていました。この頃も、ブレイクスルーを探していたんですね、私。
3. 「今日」あなたが何に心を砕いたかが「明日」のあなたをつくるから
平社長の動画撮影が終わり、サポートチームが今度は、私の〈練習〉につき合ってくださいました。
部屋を外していた平社長が、〈博多通りもん〉をスタッフの数だけ持ってきて、「ホラ、食べなさい」とみんなにオヤツを配り始めます。
「みずがきさんの福岡出張のお土産だけどね」と言いながら、いかにも自分がふるまっているかのように配るので、またひとしきり笑いが起こり、場がゆるみます。
そうなんです。皆さんに、後でお茶菓子にしていただければと私は思っていたのですが、自分もテンパっているので、言葉も行動も出てこないのです。←コレも、「笑い」のネタになるんですよね。
↑こういうワザこそ、身につけたいと思うのです。
「今日」あなたが何に心を砕いたかが、「明日」のあなたをつくるとしたら。
いっぱいの「恐れ」や「嫉妬」や「罪悪感」や「コンプレックス」で見えにくくなっていますけれど、「なりたい自分」を掘り出すのは、いつからだって遅くはないはずです。
あなたがホンモノの「あなた」になるのは、あなたにしかできない一生の作業ですから。
あなたが、本来のあなたらしさを生きることで、人生を楽しめますように。
今日も、幸せ。明日も、幸せ。そんな、ずっと続く幸せを見つけられますように。
love and abundance,
みずがきひろみ
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〈昼の部〉