【閑話休題】空っぽになりたい

現在、パーソナルセッションは満席です。いつもありがとうございます。

こんにちは。みずがきひろみです。

本当は、今朝は、みずがきひろみの心理学サロンの第4章のご案内を書こう、と思っていたのです。

でも、どうしても気持ちが乗らない日というのはあって、PCの前に座っても何も書けない、なんてこともあります。今日は、そんな日だったんですね。

しばらくYouTubeとかをダラダラと聞き流し、埒があかないので、お掃除、お洗濯、小さな用事を片付けて、自分のお昼のために煮穴子の小丼を用意します。

お掃除にしても、お料理にしても、洗濯物を畳むのも、一生懸命にやると心を空っぽにできるのがいいですよね。ただ、ホコリを取るのも、水垢を消すのも、使った食器にタワシをかけるのも、やり始めると途中から夢中になって、自分が空っぽになる感じがします。

私は、わざわざ忙しい時に、キンカンの甘煮や、栗の渋皮煮を作りたくなることがあります。梅仕事なんかもそうですね。

別にやらなくていいことなのですが、締め切りが迫っている時ほど、「やりたい」衝動がムクムク上がってきたりします。

私の逃避癖だ、とずっと思っていたのですが、「空っぽにしたいのだ」ということに気づきました。いったん、心の、意識の、キャッシュをクリアしたい。リセットボタンを押したい、のですね。

そこで、一心不乱に、キンカンのタネをとるべく、切り込みを入れて揉む。手が強ばるにまかせて栗の鬼皮を剥きたくなるらしい、です。

やっているうちに、心の濾過装置が働くのかしら。

「そんなことあってはいけない!」。

「こんなの許せない!」。

「あれはいかがなものか?」。

そんな、私の頭の中をぐるぐると駆け巡る、自分や他人や状況を判断して批判する思いが、落ち着いてくるみたいなのです。

柑橘の甘酸っぱい香りが漂う頃、空っぽになって、またPCの前に座れそう。

騒々しい自分の心ではなくて、空っぽの自分が受け取った、一片のメッセージをお伝えしたいらしい、です。

そういえば、禅僧のどなたか(←いい加減!)の本に、「無」は「無限に生み出すもの」という意味のことを書いてあったっけ。

なんてことを思っていたら、facebookのタイムラインに、

Have a problem or need more creativity? Try “mu shin” or empty mind. Relax, and wait until you are moved (carefully). Then note the resulting fantasy or image from that movement. That image is the answer you need. You may have forgotten you are brilliant 😁

Arnold Mindell

という投稿が流れてきました。

「クリエイティビティが欲しければ、『無心』ってヤツを試してみな」、と。

あまりにタイムリーで笑っちゃいました。

もっと、もっとシンプルになりたい、です。

こちらは、朝のお散歩で、私の目を引いた果物、鬼柚子かしら。うーん、これでピールかマーマレードを作ってみたい、、、。

皆さまも、どうぞ根を詰め過ぎずに、この時期を乗り切ってくださいね。

love and abundance,

みずがきひろみ

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この記事を書いた人

みずがきひろみのアバター みずがきひろみ 心理カウンセラー・ビジョン心理学トレーナー

ビジョン心理学トレーナー。外資系投資会社で20余年株のアナリストとして活躍。離婚問題をきっかけに心理学を学び始め、2008年からカウンセラーとして活動する。14年で8,000件以上の個人カウンセリングを実施。グループカウンセリングや大人数の癒しのワークショップも多数開催している。著書に『きょうだいが苦手だ』(河出書房新社)、『母の呪縛をといてありえないほど幸福になる方法』(河出書房新社)がある。

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