【心理学講座】「問題を乗り越えるたびに自由になる~『思い込み』を手放す~」

こんにちは。今日の東京は曇り空。こんな日は気分だけでもまったりと過ごすのが私は落ち着きます。空気も水分を含んでいる感じでしっとりとした感じを味わう日にしたいです。

さて、最近、何かと「シャドウ」づいている私。【心理学講座】にUPされている記事にも「シャドウ」は自由への扉を指さしている人、などと書いております。

「シャドウ」とは、簡単に言ってしまえば「イヤ」な人。過去に傷ついた経験があると、そのように傷つける人にも傷つく人にもなりたくないから、その両方のタイプが「シャドウ」になってしまいます。

「イヤ」な人にはなりたくないから、「やってはいけない」ことが増えてしまいます。窮屈だし、不自由だし、しょっちゅう不機嫌でいなくてはいけないから(周りの人がイヤな人だらけだと)、疲れますし、楽しくありません。

私たちは、問題に出会う(たいがいイヤなヤツが出てきて、イヤなことが起こる)たびに、もっと自分を厳しくチェックしてあぁいう悪い行いをしないようにしなくては、と自分に新たな鎖をかけようとしますが、「問題」が起こることで本当に求められているのは、過去にかけた鎖をはずすことで、新しい鎖をつけることではないかもしれません。

「問題」の奥には「思い込み」があり、「思い込み」の奥には「傷」があります。
「思い込み」を手放すとは、その「傷」を作った「ヤツ」と「傷ついた自分」の両方を許すことにほかなりません。
そして、その「傷」から少なくともしばらくはあなたを守ってくれた「思い込み」さんに感謝することでもあります。

カウンセリングをしていると、こうした「シャドウ」を無罪放免にし、傷ついた自分を自由にしてあげるチャンスをたくさんいただきます。

いえ、お客さまが「シャドウ」であることはまずありません。それは、おそらくお客さまがブログを読んだりして私を選んでくださった時点で相性がいいことがわかっているからということもあるし、「シンクロニシティ」という偶然がうまく引き合わせてくれているからでもあると思います。

でも、お客さまの抱える「問題」が、私の「シャドウ」を炙りだしてくださるということはよくあります。そして、お客さまといっしょに「イヤなヤツ!」と怒り、「それは傷つく」と悲しみ、「問題」の奥にある「思い込み」を変えるチャンスをつかみ、お客さまが自分の自由のためにそれを手放す選択をされるたびに、私の中の「思い込み」も溶けていくように感じます。

カウンセリングが共同作業だ、というのはいっしょに「問題」と向き合い、いっしょにそれを手放していくプロセスだからなのですね。

そして、何度もそのプロセスをごいっしょさせていただくなかで、「きっと今回もどこかに出口がある」というプロセスへの信頼をもてるようになってきたのだと思います。そんな「信頼」が、「問題」ととっくみあっている真っ最中の皆さまに、少しでも安心感になってくれればすごく嬉しく思います。

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この記事を書いた人

みずがきひろみのアバター みずがきひろみ 心理カウンセラー

カウンセリングサービス所属心理カウンセラー/神戸メンタルサービス講師・トレーナー。外資系投資会社で20余年株のアナリストとして活躍。自身の離婚問題をきっかけに心理学を学び始め、2008年からカウンセラーとして活動する。13年で8,000件以上の個人カウンセリングを実施、グループカウンセリングや大人数の癒しのワークショップも多数開催している。著書に『母の呪縛をといてありえないほど幸福になる方法』(河出書房新社)がある。

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