【心理学サロン】昨日はいらしていただきありがとうございました。

こんにちは。

昨日は、【心理学サロン】にいらしていただきありがとうございました。

「シャドウ」の話をさせていただきましたが、いかがでしたか?

「嫌い!」って思う気持ちがあること自体はとても自然です。

自我(エゴ/私が「私」だと意識しているココロ)が育つ過程で、「自分」と「自分以外」を分離しますから、「自分以外」に分類された「想い」は禁止されたり、抑圧されたり、解離されます。

そんなふうに仲間ハズレにされた「想い」たちは、「どうせ私なんて、、、」っていじけます。

そして仲間ハズレにした「私」(自我/エゴ)は、そのことにかすかに罪悪感を覚えながらも、自分を正当化したいから、「そんな風に思う人っておかしい!変!大っ嫌い!」と攻撃したい気持ちになります。

こう見ると、私たちが「あの人、嫌い!」「イヤ!」「気持ち悪い!」と思う、あのイヤな気分は、

自我(エゴ/私が「私」だと意識しているココロ)

それ以外の潜在意識、無意識に眠る想い(これには倫理的にはいいものも悪いものもあります)

との葛藤だと考えられます。

この二つが戦争状態になると、まるで自分の心が引きちぎられるように大騒ぎになるので、いてもたってもいられないくらい苦しくなります。混乱して、どうしたらいいのかわからなくなります。

だって、私たちの心は、本当は、この自我(エゴ/私が「私」だと意識しているココロ)とそれ以外の無意識に眠る気持ちや想いの全てを含む、大きな、大きなものだから。自分が思っていることの全部が自分でわからない、そんな大きなものなのです、心って。その大きな心の全部をさして、ユング心理学では「セルフ(自己)」と呼びます。(呼び方は流派によって異なりますので、さして重要ではありません。)

私たちが、「私だ」と思える領域が広がれば広がるほど、私たちの心は深く、豊かになるし、それだけ他人にも優しく、寛容になれるから、対人関係も楽になります。何より、心の葛藤が減れば、自分が平穏で楽に暮らせるではありませんか!

「シャドウ」は、自分がわかっている「私」とわかっていない「私」との間に葛藤があることを教えてくれます。「嫌い!」って思うってことはそういうこと。

まず、「嫌い!」って思っちゃう自分を許しましょうよ。「嫌い!」なんだもの。

「嫌い!」って思うには、そう思うに至る理由があるものです。大概は、子供の頃に生き抜くために必要だったルールや信念が「思い込み」として残っていて、その「嫌い!」な奴は、その「思い込み」に縛られない振る舞い方や生き方をしていて、それを見るにつけ、その「思い込み」をもつに至った古傷がうずくようなのです。

「シャドウ」が感じさせてくれるその「痛み」は、昔、「自分ではない」とあきらめてしまった「私」がいたことを思い出させてくれるものです。

「嫌い!」と誰かを拒絶する心の奥には、そうせざるをえなかった「私」と拒絶されてしまった「私」の二つの想いがあります。

本当は、もっと「優しい人」として生きたかった。
本当は、もっとおちゃらけた人として生きたかった。
本当は、もっと人を信頼したかった。
本当は、もっと自分を主張したかった。
本当は、もっと情熱的に生きたかった。
本当は、もっとお姫さま的に生きたかった。

でも、自分にダメ出しをされて、できなかった。

そんなダメ出しをされた「私」がどんな「私」なのか、それを知って、もう一度、「私」の一部として受け入れることができたら、「私」という心が広がります。

とても深いレベルで、そんな体験ができた方もいらしたようで、私も嬉しかったです。

意識できる「私」が大きくなるにつれ、人生の選択肢が増えますから、その分、世界が豊かになります。

これからも毎月、サロンを開催していきますので、気づきが深まりましたら、また分かち合ってくださいね。

みなさまにお会いできて嬉しかったです。

ありがとうございました。

みずがきひろみ

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この記事を書いた人

みずがきひろみのアバター みずがきひろみ 心理カウンセラー

カウンセリングサービス所属心理カウンセラー/神戸メンタルサービス講師・トレーナー。外資系投資会社で20余年株のアナリストとして活躍。自身の離婚問題をきっかけに心理学を学び始め、2008年からカウンセラーとして活動する。13年で8,000件以上の個人カウンセリングを実施、グループカウンセリングや大人数の癒しのワークショップも多数開催している。著書に『母の呪縛をといてありえないほど幸福になる方法』(河出書房新社)がある。

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