こんにちは。
みずがきひろみです。
先日、よくお話をする投資銀行の方が、
「みずがきさん、見ましたか?とうとうジェットスーツがロンドンの百貨店で売り出されましたよ!5000万円だそうです。いかがですか?」
と笑いながら教えてくれました。
きっと、このことをおっしゃっているんですね。↓
本題は、もちろん、ジェットスーツの購入ではなくて、これから10年の技術の進歩と生活の変化。
私たちは、なんとなく自分の人生を思い描く時に、今のままがずーっと10年も20年も続くような感覚でいますけれど、実際には、そんなことはありません。
私たちのおばあちゃんたが子供の頃は、エスカレーターがこんなにあちこちにありませんでした。電話だって、一家に1台なかったんです。
息子がまだ小学校に上がったばかりの頃、私は、当時、まだ出回り始めたばかりの携帯電話を買って、会社から帰宅途中の電車の中で、自宅にいる息子に毎日電話をすることで、お留守番の寂しさをなだめていました。あの時、携帯電話がなかったら、きっとあの仕事を続けるのは無理だったな、と思います。
いよいよもって遠距離通勤が無理になったときも、「パソコンがあるから、出社するのは週に1回でいいよ。あとは、在宅勤務でいいよ」と上司に言ってもらって、働き続けることができました。
思い返せば、絶体絶命のピンチを、何度も、技術の進歩が可能にしてくれた生活環境の変化と、思いがけない人が味方をしてくれた、ことが救ってくれました。
いつの間にか、ラッキーだったことって、忘れちゃうんです。アンラッキーなことは、いつまででも、恨みがましく覚えているのに。
ハリウッド映画だってそうじゃないですか。絶体絶命のピンチに主人公が陥ると、どこか想定外なところから、助けの手が伸びてきます。開かないはずの扉が開いて脱出できたり、敵だと思っていた人が実は味方してくれていたり。
人生も、きっとそう。
「道がない」「うつテがない」と思うときは、自分の心の限界にぶち当たっているとき。
答えは、
想定外なところ、にあります。
つまり、切り抜けられるかどうか、助かるかどうか、は、
想定外を受け入れる心を持てるかどうか、
なのです。
これから10年。
人も車も空を飛ぶ、SF映画の景色がリアルでも見られ、それが「当たり前」になるかもしれませんね。
と同時に、解決策も、今では思いつかないものが出てくるかもしれませんね。
そして、同じように、今あなたが、相容れないと感じている人が、あなたの無二の親友になることだってあり得ます。
どれだけ人を、状況を、自分を、既成概念から解きはなてるか。
どれだけ「思い込み」から自由になれるか。
どれだけ心をオープンにできるか。
想定外を受け取る、ってそういうこと。
私は、ジェットスーツはいらないけれど、想定外を受け取り続ける心のしなやかさが欲しい!って思ってしまいました。
love and abundance,
みずがきひろみ