【講座の要約】8/2【基礎】アカウンタビリティ

今日は、気持ちよく眠りから覚めたと思ったのに、何だか眠くて、眠くて、お昼寝が気持ちよかったです。眠いときにお昼寝ができるって、幸せですよね。昔の私には、その自由はなかったなぁ。 

 
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こんにちは。
みずがきひろみです。

8/2(日)の神戸メンタルサービスのオンライン講座、心理学入門講座の【基礎】アカウンタビリティを担当させていただきました。

いかがでしたか?お楽しみいただけましたか?

初めてパワポでレジュメを作って、お話をさせていただいたのですが、操作が慣れないところもありましたね。ここからまたブラッシュアップしますね。

今回は、心理学入門講座ということで、ちょっと理屈っぽい話と、私の体験と、演習を組み合わせて、「アカウンタビリティ」という耳慣れない言葉の概念を説明しました。


1. アカウンタビリティをとれるとパワーアップする


アカウンタビリティは、「自己責任」と訳しますが、その責任とは、

「あなたには人生のお帳簿があります。そこに書き込まれた収入は、汗水垂らして働いて得たものであっても、ラッキーで入ってきたものであっても、あなたのものですし、あなたが心を砕いて時間とお金とエネルギーを注ぐと決めたものであっても、当たり屋に突っ込まれたような被害や、水害のような天災であっても、あなたの損失になり得ます」

ということなのです。

このラッキー、アンラッキーの中に、どんな親の元に生まれてきたか、も含まれるのです。


棚ぼたで貰えるものはともかく、あなたが意図しないアンラッキーの責任を問われるのは、とても理不尽に感じます。

でも、それも「人生」の一部で、自分のお帳簿に書き込まれたことには意味がある、「それも引き受ける」と考えてみることで、初めて、「何ができるか?」、「どうしたらいいか」、と建設的に考えられるわけです。

なので、「アカウンタビリティ」は、問題解決の基本の「キ」の字、と言います。

私たちは、誰かのせいでこんな問題を抱えてしまったという「被害者」の立場にいる限り、その「誰か」が変わってくれないと問題解決はできません。

でも、私たちが、「誰かのせい」という考え方を手放して、「被害者」でい続けることを諦めたとき、自分の中の、これまで使えなかったパワーまで引っ張り出すことができるのです。

めちゃ悔しいですよ!

でも、その「誰か」も、「自分」も、許して、「被害者」という立場も、「痛み」も手放すと、「自分」に主体性というパワーが戻ります。



2. 投影を引き戻すとそこには真実がある


例えば、地震の被害に遭ったときに「それもあなたが選んだ」と言われたら、まず、怒りますよね。

どうして、それが「自己責任」なんだ!と。

仰るとおりです。

私も、その立場におかれたら、間違いなく、天を恨み、「私が望んだわけじゃない!」と怒ります。


でも、そこで直面した問題を解決するにあたり、この「地震にあった」という事実をどういう心持ちで受け止め、どう解釈するかで、その後の人生は大きく変わります。

この被害を被ったことで、何を学び、何を「利点」として使うか、と見た時に、「次にやるべきこと」が見えてきて、危機をチャンスに変えることができます。

この発想は、今、私たちがコロナ禍と直面するだけに、とても大事だと思うのです。



そこで、投影のお話もたくさんしました。

投影は、ほとんどが無意識でします。無意識のうちに、私たちは、「何」を見、聞き、嗅ぎ、それを「どう」感じるか、解釈するかを判断します。

つまり、無意識に、使う情報の取捨選択をしているのです。なので、私たちの解釈や判断は、どんなに客観的であろうとしても、バイアスがかかっています。

さらに、自分にとって不都合な感じ方や、考え方については、無意識のうちに、主語が、「私」から「誰か」に置き換えます。

例えば、「〇〇さんに嫌われた」と思ったとすれば、それは、おそらく先に「あなた」が嫌ったのです。でも、そうは思いたくないと、あなたの相手を「嫌い」と思う気持ちは、無意識に潜ります。そして、あなたは、相手の素っ気ない態度を捉えて、「嫌われた!」と感じます。そして、堂々と「嫌いになる」正当な言い訳を手に入れることになるのです。

↑これ、私たち、みんな、親に対してやりませんでしたか?

あ、自分が「嫌い」になったのね。だから、こういうことになっているのね。←これが「投影の引き戻し」。

ならば、ここでどうする?

それを聞かれているのです。それだけ。

でも、私たちは、つい「嫌い」と思ったことを糾弾されそうで、怖くてこれが認められないからややこしいことになります。

いつだって、「ごめんなさい」と「ありがとう」で、やり直す道は見つけられます。


地震やコロナ禍は、私たちの生活に甚大な影響を及ぼします。

私たちが、怒り、疲れ、悲しみ、絶望する、大きな理由になり得ます。それくらい「大きな出来事」です。

でも、きっと「怒り」も「疲れ」も、「悲しみ」も、「絶望」も、地震やコロナ禍が無いときも、心の奥底で感じていたものです。ただ、平穏な生活の中では、感じずに誤魔化すことができていたのです。

非常事態は、そんな、普段なら見ないですむ感情や思いも引っ張り出します。

それは、あたかも、リセットボタンを押されたような感じで、「それ、全部あったのを認めようよ」、「認めたうえでやり直そうよ」と強制的に向き合わされる感じなのです。


今、多くの方が、選択を迫られる局面にいらっしゃるでしょう。どうか、ここを「チャンス」に変えられますように。


3. 自分の人生を取り戻す 


そして、今回の講座で、私が一番お伝えしたかったメッセージがこれ。

自分の人生を取り戻しましょう。


私たちは、親に愛されるために、親の顔色を伺い、親の考え方を真似、親の感情を引き受けてきました。そうすることで、「愛される」と信じ、願ってやってきました。私たちの見方、感じ方、考え方のパターンの大部分は、そんな私たちが親に愛されようと頑張って身につけたものです(成功体験、失敗体験、含む)。

でも、そこには、「いい子でいるから愛してね」という交換条件が潜みます。

「愛される」という目的のために、本来は自分がやりたいと思っていないことを無理してやるので、うまくいかないと「お母さんのせいだ!」「お父さんのせいだ!」と誰かのせいにしたくなります。

そして、誰かが助けに来てくれるのをずーっと待ち続けることになります。

仮にうまくいったとしても、自分が本当にやりたいことではないと、誰か他の人の人生を生きているかのようなニセモノ感に苦しむことになります。



親に愛されたくてやってきたことを、繰り返しては、それがうまくいかなくて傷ついていませんか?

親に愛されたくて、自分らしい表現の仕方や、感じ方を押し殺していませんか?

こんなに親のニーズを拾おうと頑張ったのに、自分のニーズは叶えてもらえなかったと怒っていませんか?


あなたの頑張りを、誰よりも、あなたがまず承認しましょうよ。

あなたの人生を捧げたのは、自分がそうしたかったのだ、それくらい好きだったのだ、と認めましょうよ。

それが「アカウンタビリティ」を持つ、ということなのです。

親があなたの思い通りに愛してくれたかどうかよりも、あなたが愛したことの方が大事ですから。

そして、あなたの人生を取り戻しましょう。


世界では、いつだって悲しいことや痛ましいことが起きていますが、同時に、愛も、優しさも、美しいことも、たくさんあります。

私たちは、どれを、どう見るか、選ぶことができるのです。

いがみ合い、疑い、怒りや恨みから物事を見ることもできますし、愛や優しさや信頼を持って見ることもできます。

もし、外側の世界に見えるものすべてが、私たちの心の内側の投影だとすれば、自分の心の内側にあるものを、どう見て、それとどう関わるかで、私たちに見える世界は変わってゆくはず。

そんな私たちに触発されて、私たちの周りの世界も変わってゆくとしたら、どんなにか嬉しいでしょう。

スライド10
ここまで読んで、再配信を聴いてみてくださいね。

私が、お伝えしきれなかった、行間が伝わると嬉しいです。

Q&Aの意味が、より腑に落ちるかも、です。

受講してくださった皆さま、ありがとうございました。



自分を知り、自分を好きになれれば、人生はもっと楽しい♪。

今日も、幸せ。明日も、幸せ。そんな、ずっと続く幸せを見つけられますように。



love and abundance,
みずがきひろみ



そうそう。今週末、8/8-10は、神戸メンタルサービスのヒーリングワークアドバンスが開催されます。

テーマは、Change the World。まさに、ですね。お会いできる皆さま、ご一緒に世界を変えましょう!
(ヒーリングワークアドバンスは、神戸メンタルサービスのヒーリングワークベーシックに1回以上参加したことのある方のためのグループセラピーです。詳しくは、神戸メンタルサービスのHPをご覧くださいませ。)

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この記事を書いた人

みずがきひろみのアバター みずがきひろみ 心理カウンセラー

カウンセリングサービス所属心理カウンセラー/神戸メンタルサービス講師・トレーナー。外資系投資会社で20余年株のアナリストとして活躍。自身の離婚問題をきっかけに心理学を学び始め、2008年からカウンセラーとして活動する。13年で8,000件以上の個人カウンセリングを実施、グループカウンセリングや大人数の癒しのワークショップも多数開催している。著書に『母の呪縛をといてありえないほど幸福になる方法』(河出書房新社)がある。

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