もう10月だというのに、蚊の集中攻撃に、「しつこいのはキライ!」とつむじを曲げているみずがきです。これは、いったいなんの「投影」なのでしょう、、、。
昨日は、オンライン【心理学サロン】にいらしていただき、ありがとうございました。
ご縁をいただき、とても嬉しかったです。
親密感への恐れは、自分が泣きながら獲得してきた「自立」を、手放す過程で感じる恐さ、です。
せっかく、叱られ、大人の顔色を伺いながら、「一人前」になったのに、
そのときにたどった道を、
感情的に逆戻りするなんて、
そんなのアリかー?
あまりにやるせない。
残念で仕方がない。
なので、抵抗が出てくるのです。
「甘えるなんて、負けだし」。
「お願いしなければならないなんて、悔しいし」。
つい大好きなパートナーと、「どっちがエライ?」と競争しちゃうし。
だから、ツンとしちゃう。
「あっちへ行け!」と相手を突き放すようなことを、言ったり、やったりしちゃう。
「逃げるが勝ち」とばかりに引きこもる。
「私の心には入れてあげないもんね」。
そこで勝ったとして、いったい何が手に入ると思っていたのでしょう。
親密感への恐れは、自分の本当の気持ちに素直になることへの恐れ。
もう、「お母さん」に素直に「助けて」と言えなくなってどれくらい経ちますか?
それは、まるで「お母さん」のお腹に戻るような、
なんだか悔しい、負けたような、申し訳ないような、プライドが傷つくような恥ずかしい感情が上がってくるけれど、
同時に、どこかsweetなところもある、
そんなプロセスです。
母子分離が大変だった方ほど、もう一度、親密感を受け容れて、信頼することを恐いと感じるでしょうし、
抵抗は大きいでしょう。
でも、愛されるのが恐い、という気持ちは、みんな、多かれ少なかれあるのです。
人との距離が近くなればなるほど、
私たちの心は、幼い頃の感情体験に近づくので、体裁を整えにくくなります。
だから、パートナーには、親にも言わなかったことを言ってしまったり、やってしまいます。
一番心の距離の近い人だから。
親密感への恐れがあることが、「悪い」のではありません。
くり返します。
みんな、あります。
いろいろな理由を使って、大切な人と距離を取ろうとします。
もっと親密になることが怖くて。
ですから、そんな自分を正直に認めましょうか。
素直になれずに、怒ったのは、どうして?
何が恐かったの?
何が申し訳ないと思ったの?
何が恥ずかしかったの?
自分の中の小さな人に、真摯に聞いてみましょうか。
そして、それを真っ直ぐに、あなたの大切な人に伝えてみましょうか。
いつだって、お腹の底からのコミュニケーションは、人の心に鐘を鳴らすのだと思います。
そのときは、受け容れられないことであったとしても、時間が立つにつれて、腑に落ちるもの。
親密感への恐れを超える道は、
気づいたら、真心を選ぶ。
ただ、それだけ。
その繰り返し。
気づいたら、選び直す。
何度も、何度も。
恐がって、「あっちへ行け!」をやった自分も、
「逃げた」自分も、責めなくていいのです。
それ、普通ですから。
気づいたら、選び直すだけ。
昨日、皆さまのお話を聞いていて、私は、
「まだまだまだ、皆さん、遠慮していますよー!」。
「あなたは、もっともっとわがままでいいですよー!」。
「それは、後退りしていますよー!遠慮しないでー!」。
を繰り返していましたね。
「あなたの魅力は、そんなもんじゃないよ!」と言いたかった!
「ご自分で、ご自分を抑えていらっしゃいますよ!」。
「まだ、心の中のお母さんに遠慮して、本当の力を出し切っていませんよ」。
「出過ぎた杭でいいのです」と。
まったく、誰に向かって言っていたのでしょう?
そう。
皆さまを見ていて、
「あなた、そんなもんじゃない。もっと輝けるのにまだ隠れているよ」、
「自分のニーズに気づいて、それを満たして」、
と思ったということは、
私も、まだまだ遠慮していて、自分のニーズを満たしていない、ということ。
これが、第2章で話題になる「投影」の仕組みです。
あなたが「誰か」に見ているものは、
あなたの中にあるのに、あなたが「自分にある」とちゃんと認めていないものかもしれません。
私たちは、本当に、とてもよく、自分をちっぽけに扱うんですよね。
こんなに自分は素晴らしいのに、
こんなにちっぽけに扱ってきたのかー。
親密感から逃げちゃったり、
自分をちっぽけに扱っちゃったり。
私たちは、自分に対する扱いが、失礼なんです。
「やってるな」と気づくところから。
気づいたら、一つずつ、選び直しましょう。
だって、私たちは、みんな「最高」に幸せになっていいのですから。
昨日、ご参加いただいた方、アンケートを書いていただけると助かります。
もっと皆さまにとって役に立つ「場」に進化させていきたいのです。
短い時間で、でも「あ!」という気づきがあって、それを手がかりに、自分らしい人生を構築できる。
自分らしく生きることの勇気を見つけて、ここから、また、歩き始める。
あなたが「あなた」であることを思い出す「場」に、皆さまとご一緒に育ててゆきたいのです。
ご質問がありましたら、アンケートにお書きください。
お返事をさせていただきますね。
第1章にご参加いただき、ありがとうございました。
今日も幸せ。明日も幸せ。そんなずっと続く幸せを見つけられますように。
love and abundance,
みずがきひろみ