あけましておめでとうございます。
2018年は、たくさんの方々とご縁をいただき、学びの多い1年でした。
環境的には、あまり変わっていませんが、心の旅という意味では、ずいぶん遠くまで来たな、と思っています。その時々をご一緒に歩んでくださった方々のおかげで、今の私の幸せがあります。
深く感謝申し上げます。
この10年強、年末年始にハワイ旅行というミーハーなこと(一度やってみたかった!)をやった年を除いて、大晦日は、上野の東京文化会館にベートーベンの交響曲を聴きに行きます。1番から9番まで通しで演奏する、という演奏者にとっては過酷なマラソン公演なのですが、一度聴きに行って、その面白さから、いつしか「年末はコレ」になりました。
ベートーベンの交響曲は粒揃いということもありますが、「耳が聞こえない作曲家」ってどういうことなんだろう、とついつい考えてしまいます。致命的な障害ですら、自分の強みに変えてしまう。そんな精神力はいったいどこから出てくるのだろう、と。
今年は、私の体調が今ひとつだったこともあって、5番から聴きました。最後、9番の、Freude! Freude!で、「年明け」です。
1年の締めくくりが、それがどんな1年であろうと、Freude!っていうのがいいなぁ、と思っています。
耳の聞こえないベートーベンが、最後に訴えたのは、「みんながつながる歓び」「愛」「自由」なんですよね。
皆さまにとっても、悩み多くても、紆余曲折の末が、「みんながつながる歓び」「愛」「自由」でありますように。
帰宅して、一寝入りしたら、「お正月」です。
子供がいて、じじ、ばば、がいた頃は、にぎにぎと、鯛だ、海老だ、お刺身だ、お屠蘇はどうした、と大騒ぎの元旦でしたが、二人、になってしまいました。
身体も、そうそう食べられなくなってきているので、お重も出さず、屠蘇膳も出さず、鏡盆に縁起物を並べてすますことにしました。
でも、そこは、お正月ですから、ちょっと贅沢をしたい。
というわけで、「ダーリン!炭でお餅を焼いてちょーだい!」と面倒なお願いをしたわけです。
今でも、囲炉裏でお餅を焼くお家もおありでしょうね。都会のマンション暮らしは、こういうところが、懐かしく、贅沢だったりします。その甲斐はあって、お餅が数段、香ばしくなって、お雑煮がグーンとグレードアップしました。(最初の写真は、お餅を焼いているところ。)
あぁ。美味しかった。
歳も取りますし、家族の形も変わります。
その時、その時の贅沢を自由に楽しんでいけたらいいな、と思っています。
今年も、皆さまが、自分らしい幸せな人生を選び撮れるように、応援させていただきます。
どうぞよろしくお願いします。
どこかでお会いできますように。
この1年の皆さまのお幸せを祈りつつ。
love and abundance,
みずがきひろみ