収入があるのになぜ「貯金」ができないのだろう?

現在、パーソナルセッションは満席です。いつもありがとうございます。

1. 収入があるのに足が出るのには2パターンある
2. 散財は「痛み止め」?それとも「ホンモノ探し」?
3. 一つ、ホンモノにこだわってみると「自分の本質」に触れられる


こんにちは。
みずがきひろみです。

昨日、東京は雨でした。この時期なら、雪でもよさそうですが、やっぱり少し暖かいのかしら。寒さが苦手な私は、それでもダウンにレッグウォーマーで完全防備をして出かけます。ヒートテック、ライトダウンなど、私が若い頃にはなかった、軽くて暖かい防寒服のおかげで、きっと私のストレスはすごく軽減されているのだと思います。恩恵を受け取っても、すぐに慣れて「あたりまえ」になってしまうから、進化の「ありがたみ」を感じにくいけれど、実は、とても「楽」になっているのですよね、きっと。「よくなっている」ことを感じることも、「心の力」なのです。

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1. 収入があるのに足が出るのには2パターンある

年収が500万円を超えると、多くの場合、生活に少し余裕が出てきます。1,000万円を超えたら、どれだけ「楽に」なるだろう、って思うのではないでしょうか。きっと貯金とか、投資とかもできるでしょう?って思いますよね。

ところが、案外、この「ちょっと余裕ができたかしら?」くらいの人に、「貯金ができません」、「いつも少し足が出ちゃって、借金があります」という方が少なくありません。

「独身貴族ね。家族を養えるじゃない」。

「あら、じゃあ、ローンの心配なんてしなくてもいいわよね」。

そんな、ちょっぴりトゲのある言葉が、どこからか飛んできそうです。それくらい稼げたら楽になるのに、と思っている人は多いはずですから。

実際、普通に生活するには、十分な収入でしょう。それでも「足りない」としたら、どこかで贅沢に散財しているんじゃないの?って思いますよね。


収入があるのに足が出るのには2パターンあります。

一つは、ゆるさ、です。いつでも、それだけ稼げると思えば、「返せる」とも思いますから、気持ちが大きくなります。つい、無自覚に衝動買いをしていて、結果的に、何に「お金」を使ったのか覚えていません。こういう出費は、たいがいは憂さ晴らしなのですが、どんな感情を発散したかったのかわからないので、繰り返されます。

もし、何にお金を使ったのかわからないけれど、使ってしまっている場合、それは感情消費なので、自分が何を我慢しているのか、どんなニーズを置いてきぼりにしているのかを見直してみることをオススメします。

もう一つは、自覚的に、生活が大きくなっている場合です。少し余裕が出てくると、ワンランク上の生活が見えてきます。憧れも手伝って、ちょっと背伸びしたくなります。家を買ったり、家賃の高いところに住み替えるなど、固定費が全般に上がり、交際する人たちが変わるなど、予想できなかった出費がかさむこともあります。張らなくてもいい見栄を張りたくなることもあるでしょう。気がつけば、余裕があるはずなのが、キリキリ舞いすることも多いのです。

こうした「背伸び」は、いい意味での「ストレッチ」にもなります。スポーツでも、仕事でも、レベルアップしようとするときは、少し負荷をあげて、今の実力より上の課題にチャレンジしますよね。

「脳」が「普通」と思うものを、意識的に「上げる」ことで、「普通」を維持するための思考や行動を「脳」が勝手に選んでくれるので、次第に、「当たり前」に思う生活水準が切り上がります。

なので、収入が上昇しているときは、一時的に、収支がトントンになったり、ローンを利用したりしながらでも、適度に「背伸び」を繰り返すことで、資産を増やすことができます。



2. その散財は「痛み止め」?それとも「ホンモノ探し」?

せっかく収入が上がって余裕ができたと思ったのも束の間、出費も増えて、いつまでたっても、どこまでやっても、「追かけられている」感が抜けない。

「収入はあるはずなのに、なぜ貯金ができない?」。

そう思う方には、「お金の使い方」をもう一度、見直してみていただきたいのです。

それは、今日の幸せのための「散財」ですか?

それとも、明日の幸せのための「投資」ですか?

「散財」は、散財でも、それはストレスから逃避するための「痛み止め」ですか?

それとも、自分にとって本当に大切なものを見つけるための「ホンモノ探し」の「投資」ですか?

自分が好きな道具を見つけるために、たくさんの道具を集めて使ってみなければわからないように、本当に「好き」なものを見つけるには、「探す」という、時間的、金銭的な「投資」が必要です。

自分らしく生きるために、自分が本当に「好き」なものを見つけるための「投資」的な散財もあれば、味もわからずにお酒を浴びるように飲んでみたり、着ない服を買い集めてみたり、という「痛み止め」的な散財もあります。

「散財」一つとっても、「幸せ」につながりそうなものと、あまりつながりそうにないものがあります。

「お金」と上手につきあうコツは、まず、「お金」を丁寧に「使う」ことです。

「丁寧に」は、「ケチ」とは限りません。そうではなくて、「お金」を、あなたの「幸せ」と交換することにこだわること、です。

特に、収入に少し余裕が出てきた人ほど、「死に金」を減らし、「生き金」を増やすことで、「幸福度」が上がります。

「幸せ」は、稼ぎの多寡では決まりません。

「お金」をどう使ったか、で決まるのです。

ですから、あなたにとっての「ホンモノ」に「お金」をかける、と意識できるといいですね。


3. 一つ、ホンモノにこだわってみると「自分の本質」に触れられる


あなたにとって「ホンモノ」は、「何」でしょうか?

どんな「モノ」、どんな「コト」に、あなたはこだわりますか?


私たちは、無意識的に、自分が「幸せ」になるための行動をとります。もし、「社会はコワイ」という思い込みを持っていれば、「幸せ」は、「コワイところから離れる」こととココロが判断するかもしれません。そうすると、無自覚に、社会から離れるような態度をとってしまいます。

うまく行き始めていたのに、ケンカをして投げ出してしまったり、引きこもったり、病に倒れたり、事故に合うなど、普通に考えたら望むわけがないですが、それが「コワイところから離れる」という目的に合致しているなら、そうなるような言動をとって自分でチャンスを潰してしまうこともあるのです。

自暴自棄になって大好きな人を怒らせたり、暴飲暴食、スーパーハードワークなど、自分を痛めつけるような生活をするのも、「コワイところから離れる」ことが「幸せ」だとしたら、そして「社会」が「コワイところ」ならば、「社会」と距離を取ることは、ココロ的には幸せをめざした「正しい」ことになります。

まさか自分が、普通に考えたら、「?」なことを「求めている」とは、なかなか認めにくいですが、肝心なところで自滅するパターンをくりかえしているならば、ココロが何か、「痛み止め」的なものを「ホンモノの幸せ」と誤解しているのかもしれません。


少し余裕が出てきたとき、一つでいいですから、あなたにとって「ホンモノ」にこだわって、そこに「投資」してみてはいかがでしょう。

あなたは、そのもののどこを「ホンモノ」と思っているのでしょうか。

「何」を「ホンモノ」と感じるでしょうか。

あなたが、そのものに見ているものこそ、「あなた」の本質です。

そこに投資して、あなたが「ホンモノ」と感じるもののエッセンスに近づくことで、まだ形にならない「あなた」の本質に触れることができます。

そんな「お金」は、「明日」のあなたの自己実現のための「自己投資」になります。


あなたが、本来のあなたらしさを生きることで、人生を楽しめますように。

今日も、幸せ。明日も、幸せ。そんなずっと続く幸せを手にできますように。



love and abundance,
みずがきひろみ




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この記事を書いた人

みずがきひろみのアバター みずがきひろみ 心理カウンセラー・ビジョン心理学トレーナー

ビジョン心理学トレーナー。外資系投資会社で20余年株のアナリストとして活躍。離婚問題をきっかけに心理学を学び始め、2008年からカウンセラーとして活動する。14年で8,000件以上の個人カウンセリングを実施。グループカウンセリングや大人数の癒しのワークショップも多数開催している。著書に『きょうだいが苦手だ』(河出書房新社)、『母の呪縛をといてありえないほど幸福になる方法』(河出書房新社)がある。

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