「おかげさま」と思える幸せ

現在、パーソナルセッションは満席です。いつもありがとうございます。

4/24(日)のlife in abundance 1DAYワークショップを応援していただき、ありがとうございました。

おかげさまで、たくさんの嬉しい出会いと再会があって、めちゃ嬉しい時間となりました。

現地開催のワークショップは久しぶりで、コロナ禍が収まったとは言い難いこともあり、集客活動も控えめにしかできなかったのですが、おかげさまで熱い思いを抱えたお客さまに支えていただき、優しい空気感に包まれた「場」となりました。

なんでもそうだと思いますが、プロジェクトは、それを思いつくところからプロセスは始まっていて、それに取り組むことで気づきをえて、自分と向き合うことができます。今回のセミナーの開催も例外ではなく、おかげさまで、私自身、とても多くことを学ばせていただきました。

その最たるものが、「おかげさま」と思えることのありがたみでした。

目次

自分が自分を捨てた〜ハートブレイク(失恋、失意)の本質〜

今回のワークショップのテーマは「Wholeheart〜ハートを取りもどす〜」。

恋愛であれ、仕事であれ、思いが叶わず、夢破れると心は痛みます。

傷つくのは、思いが叶わなかったこともさることながら、

思いを叶えることのできなかった自分に嫌気がさして、

その自分を見放してしまうから。

失敗するたびに、うまくできなかった「自分」にダメ出しし、切り離すとしたら、

これまでに、いったいどれだけの「自分」を、

私たちは、見捨ててきていることでしょう。

小さな挫折までいれれば、結構な数になりそうです。

いい大人になるまでの間に、私たちはいったいどれほど「自分」を失ってきたのでしょう。

本来の、ありのままの「自分」からすると、

さぞかし、自分をちっぽけなもののように扱っていないでしょうか。

生き方が、窮屈になっていないでしょうか。

ハートブレイクから立ち直るというのは、

自分が「ダメだ」と切り離した自分をもう一度受け入れなおして、

もともとの「自分」サイズに近づくことだとしたら、

「ありのまま」のあなたは、今のあなたよりビッグだ、ということ。

ワークショップの、もう一つの隠れテーマは、「再出発」でした。

コロナ禍の中、自分の来し方を振りかえり、

大きな決断をされた方も多かったでしょう。

失意や挫折の痛みは、喪失の痛み。

ならば、見捨て、切り離した「自分」を受け入れて、

まったき心で人生の次の章を歩み始めてほしい、

そんな願いをこめたワークショップでした。

弱さも、ダメさも、醜さも、自分が受け入れない限り、

その裏側に潜む「才能」の部分は使えませんから。

今度こそ、その同じものを「才能」として使えますように。

あなたの弱さは、天の強さ〜コンプレックスの本質〜

A Course in Miracles(翻訳名:「奇跡講座」、「奇跡のコース」)という癒しのバイブルのような本があります。

私が、life in abundance(豊かさへの道)というコードネームでお伝えしている、豊かに、幸せに生きる知恵も、この本から学んだことが基底にあります。

そのACIMの中に、「あなたの弱さは、天の強さ」という言葉があります。

「自分が弱くて、ダメなところに、ラッキーが働く」ってこと?

確かに、ラッキーじゃないと困るよねー、なんて、はじめは思っていました。

これ、実は、コンプレックスのお話なんです。

あなたが自分で「弱い」と思っているところ、それが「コンプレックス」になります。

コンプレックスは、痛いので、なるべくそこに触れないでほしい、と誰しも思います。

他人に触れてほしくないし、自分も、見たくも、感じたくもありません。

でも、自分の「弱さ」「コンプレックス」を受け入れることができたら、

今度は、そこが強みの人たちが、次から次へと現れて、

よってたかって助けてくれるよ、というのです。

あるいは、あなたがその「弱さ」や「コンプレックス」をのりこえるための、

スキル、知恵、仕組み、道具など、必要なものが手に入るか、作り出せるのかもしれません。

いずれにしても、ひとりじゃなかなか気づけなくて難しいから、

誰かの「助け」が必要なのです。

この「助け」を受け取ることが、「おかげさま」。

「弱さ」を認めて、「助け」を求めること。

「弱さ」を庇わないこと。

「助け」をはねつけないこと。

自分が「助け」を必要としている「弱い」存在であることを知り、

「チキショー」でも、「ふざけるな」でも、「自分、死ね!」でもなくて、

「ありがとう」の気持ちで受け取るとき、

「おかげさま」が生じます。

あなたの弱さは、天の強さ。

あなたのコンプレックスは、誰かの強さ。

弱さを受け入れて、誰かに愛してもらうことが

相互依存の入り口に立たせてくれます。

そのとき、いつだって愛されていたと、

天の恵みは、いつだって降り注いでいたと、

受け取れなかっただけなのだ、と気づけるようです。

受け取ることは与えること

「おかげさま」になる手前の、みじめさときたらハンパないから、

「チキショー」や「自分、死ね!」の方がまだマシ、って思います。

それで「助け」をはねつけてしまうことは多いです。

あるいは、

死ぬほど頑張って「弱さ」をのりこえようとする努力が、

「受け取れない」自分にしていることもあります。

切ない、ですけれど。

何が「コンプレックス」なのか

わかりづらいことは多いです。

普通は、弱さがコンプレックスになるのですが、

弱いと思うがゆえに、

あなたが一番頑張って「できる」ようになったことが、

あなたが一番コンプレックスをもっているところだとしたら。

まわりの人たちはもちろん、

自分も自分の最大のコンプレックスがわかりません。

コンプレックスはたくさんある。

弱さとして認めている。

なのに、「助け合い」にならないとしたら、

あなたを苦しめている最大のコンプレックスを

自分からも上手に隠してしまっているのかもしれません。

受け取ることは与えること、と言います。

逆に、受け取らないことは、攻撃になります。

たいがい無自覚ですが。

受け取ることが、相手の愛を喜ぶことであるとすれば、

受け取らないのは、相手の愛をなかったものにすることです。

おかげがなくなっちゃいます。

人を遠ざけるから孤独ですし、

人が運んでくる「運」も遠ざけてしまいます。

「おかげさま」と自然に思えることが、どれほどありがたく、幸せなことか。

久しぶりにセミナーを開催する私の応援に駆けつけてくださったお客さまや仲間の顔を見ながら、しみじみと自分の幸せを思うことができました。

たくさんの応援をいただきました。

どうもありがとうございました。

おかげさまで、幸せです。

love and abundance

みずがきひろみ

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この記事を書いた人

みずがきひろみのアバター みずがきひろみ 心理カウンセラー・ビジョン心理学トレーナー

ビジョン心理学トレーナー。外資系投資会社で20余年株のアナリストとして活躍。離婚問題をきっかけに心理学を学び始め、2008年からカウンセラーとして活動する。14年で8,000件以上の個人カウンセリングを実施。グループカウンセリングや大人数の癒しのワークショップも多数開催している。著書に『きょうだいが苦手だ』(河出書房新社)、『母の呪縛をといてありえないほど幸福になる方法』(河出書房新社)がある。

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