【閑話休題】物事は都合のいいところだけ見るといい

現在、パーソナルセッションは満席です。いつもありがとうございます。

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こんにちは。
みずがきひろみです。

今日は、綺麗に晴れてお花見日和。街がピンク色に染まって、歩くだけで幸せな気持ちになります。

今週の月曜日、カウンセラー仲間数人と「お花見しよう!」という話になりました。私たちカウンセラーは、土・日にカウンセリングやセミナーをするので、月曜日を休日にしている人が多いのです。カウンセリングサービスの予約センターも月曜日が定休日ですしね。

そんなわけで、「満開らしいよ」という情報を頼りに代々木公園に行きました。

当日の朝、素晴らしく晴れていたのに、なぜか待ち合わせた昼過ぎには、曇り空。

「でも、雨は降らないそうですよ」とにしむらみくカウンセラー。
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(にしむら得意のリカバリーショット。)

不思議と信ぴょう性のありそうなその言葉を心の支えに、公園に向かうけれど、何にしても、寒い!(でも、あえて誰もそれは言わない。)

きっと土・日はうんと混んでいるのでしょうね。平日ですから、どんちゃん騒ぎをしているお花見客はいるものの、足の踏み場もないほどではありませんでした。曇っているし。(←でも、誰も言わない。)

「静かなところがいいですよねー」と、宴会モードなエリアは避けて、奥へ、奥へ。

風が吹き、桜の花びらが舞う。人が少ないこともあって、都会のど真ん中なのに、ちょっと幻想的な雰囲気。雨も落ちてきた?(←無視、無視。)

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こんな桜の根元のスペースが空いていることがラッキーじゃない?

「あそこ、私たちのための場所みたい!平たいし」(←すべて自分たちの都合よく解釈。)

女子会は、打ち合わせなくても、必要なものは揃っていて、どこかから出てくるお花見シート、持ち寄った食べ物は被らず、泡、ワイン、お茶、梅酒、お湯。

夫たちが作ったお花見フードを食べながら、飲みながら、くっちゃべる謎の女子会。ハムス、めちゃ美味しい。ナスも美味しい。枝豆チップス最高!途中、何度か雨がパラつくが、すべて無視。(←都合の悪いことは存在しない。)

さすがに雨粒が無視できないほど大きくなると、

「傘、ないなぁ」とにしむら。

「ある、ある」とみずがきが折りたたみ傘を出す。

「食べ物に雨が入らないようにしよう」と傘は、フードにかける。

でも、誰も立たない。

「通り雨っぽいよね」。(←さっき「降らない」って言ったの誰?)

「うん。あっち晴れているし」。(←都合のいい方を見る。)

「ここ、ちょっと斜面だから座っていてもラクだね」(←都合のいいことは積極的に言う。)

「うん、うん。ほんとねー。よかったわ」(←ってか、さっき「平たい」って言ったの誰?)

「お湯がなくなったー」(梅酒のお湯割がめちゃ美味しい)

「じゃあ、そろそろカフェに移動しようか?」

「寒くなってきたし」(←「寒い」が都合がよくなった!)

と、一通り美味しいものを食べ、用意したアルコールを飲み干した頃合いで、「寒い」ことを理由に片付け始めます。

そんな私たちに近づく〈謎の外国人〉。

「My name is サーシャ」。

「???」

「日本人の桜観を調べているんだ。僕のカメラで桜を撮ってくれない?踊りながら、好きなように撮ってくれていいよ」

という謎の申し出をいただき、にしむらが〈謎の外国人〉のカメラを持って、(踊りながら?)桜を遠くから、近くから撮影すると、彼は喜んで「じゃあ」と言いつつ、次の日本人を求めて去っいきました。

「なんだろうね?」

「Youは何しに日本へ?みたいだったね」

「謎だねー」。(と言いつつ、深追いしないことにする。)

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「あったまるねー」(←やっぱ寒かったんじゃん)

カフェに入り、熱いコーヒーとイチゴのケーキで和んで解散した、最初から最後まで〈謎〉な女子会だったけど、めちゃ楽しかったのでした。お声かけ、ありがとうございました。

何事も、都合のいい方を見ながら生きていけたらいいのかも、と思った雨のお花見でした。

love and abundance,
みずがきひろみ

 

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この記事を書いた人

みずがきひろみのアバター みずがきひろみ 心理カウンセラー・ビジョン心理学トレーナー

ビジョン心理学トレーナー。外資系投資会社で20余年株のアナリストとして活躍。離婚問題をきっかけに心理学を学び始め、2008年からカウンセラーとして活動する。14年で8,000件以上の個人カウンセリングを実施。グループカウンセリングや大人数の癒しのワークショップも多数開催している。著書に『きょうだいが苦手だ』(河出書房新社)、『母の呪縛をといてありえないほど幸福になる方法』(河出書房新社)がある。

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