【閑話休題】ひょっとして神サマからのプレゼント?

現在、パーソナルセッションは満席です。いつもありがとうございます。

こんにちは。
みずがきひろみです。


もう、少し前のことですけれど。 

私たち夫婦は、よく、私がカウンセリングや講座を終えた夜の遅い時間に、「デート」と称して、小洒落たレストランにご飯を食べに行きます。

遅い時間でもやっている、でも、お酒を飲めないダーリンが「美味しいもの」を楽しめる、そんな、ハイレストランでもないけれど居酒屋でもない、ご近所の、行きつけのお店がいくつかあります。

その一つであるコリアンレストランに、「これから伺いたいのですが」とお電話を入れました。

「カウンターでもよろしいですか?」。

こちらのお店には、分厚い、木目が美しい立派なカウンターがあります。二人で伺うと、そこに案内されることが多いので、そのつもりでした。


その日は、たまたまいつもより早い時間だったのです。

金曜日ということもあって、お店の中は、大勢の人で賑わい、サービスの店員たちも忙しそうです。

「今日はこちらでご用意しています」。

いつも通される喫煙可能な、席間の広いフロアではなくて、よく団体さまに使っている奥の禁煙スペースを抜け、さらに奥の、小さなカウンターに案内されました。

そこは、レストランというよりは、数人がけのカウンターだけの小料理屋という佇まいで、そのカウンターの向こう側に総料理長がニコニコしながら迎えてくださったのです。

おしぼりや水や飲み物も、総料理長が出してくださって、まさにシェフ’sテーブルにお招きいただいた程なのです。

「今日は、珍しいものも入っているので、お見せしようかと思いまして」。

カウンターの上には、近江牛のいろいろな部位の塊が並んでいました。

YtP2J%XZR7+W1CXxAshgZg


美味しいビビンパでも食べさせてもらおう、と思って来たのですが、「こうなったら、これ、片っぱしから少しずつ切って焼いていただきましょう!」ということで、シェフに全てお任せすることにしました。

一番美味しく食べさせて!

色とりどりのナムルを、これまたカウンターにおばんざいのように並べられている中から、少しずつ取り分けてもらい、メニューにはない、お寿司、石焼、しゃぶしゃぶ、すき焼きなど、ちょっとずつ違う食べ方で美味しいお肉をいただく、、、

krPz2Ld8QCqUA4LuFDCclQ

、、、そんな超贅沢ディナーになったのです。

QXWTAMCEQqGTg0Kyliww1g

お誕生日でも、クリスマスでもないのに!

TNiAuiccRNmpFSY5j17i6A

途中で、何度も、ダーリンと目を見合わせて、「こんなの、二度とないスペシャルだわ!」と大はしゃぎ。

ZoDi1AcURa2auc7N5grLHA


最後のデザートやコーヒーまでも、シェフ自らサービスしていただいて、特別感満載。

しかも、お代をお支払いする段になって、「え?本当にこれでいいのですか?」と思わず聞き返してしまうくらいフツーなお値段で。

「少し置いていったほうがいいんじゃないか?」とダーリンが心配するくらい、フツー。



きっと、その夜、そのお店、満席だったのではないかしら。とても賑わっていましたから。

ホールスタッフも、キッチンスタッフも、フル回転だったはず。そこへ、お馴染みのお客さんである私たちが、いつもとは違う早い時間に現れたのでしょう。

「満席なんです」と言うこともできたのでしょうけれど、あえて、普段は人を入れない奥のキッチンカウンターで、シェフが一人で私たちをもてなしてくださったのでしょう。

ファンサービスといえばそういうことかもしれませんが、めちゃめちゃ温かいじゃないですか。


「まるで、神サマからプレゼントをもらった気持ちになるねー」。



その日、たまたま自分がした失敗に気づいて、私、がっかりしていたんです。やれやれ、という気分だったのです。

感情ってデジタルですから、「楽しい!」か「面白くない!」か二つに一つだったりします。どちらの感情も濃淡はありますけれど。

本当は、

「100%うまくいっている」も、「何もかもうまくいっていない」もなくて、

きっといつだって、

「うまくいっていることもあるけれど、うまくいっていないこともある」

か、

「うまくいっていないことばかりが見えるけれど、うまくいっていることもある」

なのです。

わかってはいますけれど、自分の気持ちは、やっぱり大喜びしたり、クサクサしたりもします。


でもね。「面白くない!」という不機嫌モードだったとしても、こんなに大切にしていただけると、さすがに緩みます。

きっと何か神サマに喜んでもらえるようなことをしていて、今日は、コイツは落ちているから、喜ばしてやろうか、と思っていただけたのかもしれません。

罪悪感が大きすぎると感謝を受け取れない、なんて言いますものね。

下手こいた、と思っているときは、誰かが自分に感謝してくれている、なんてなかなか思いつきません。

でも、必ず誰か、感謝してくれている人がいるんですよね。


もちろん、あなたにも。



今日も、このブログにいらしていただき、ありがとうございます。いい一日になりますように。


love and abundance,
みずがきひろみ





〈カウンセリング予約センター〉

06-6190-5131
受付時間:12:00-20:30
月曜定休・その他休日はHPをご覧ください
cs_logo_b-thumb-305xauto-50





 

 

人生を楽しむ「達人」の仲間入り。はじめの一歩は【みずがきひろみメールマガジン〜life in abundance〜】のメルマガ会員登録から。もちろん無料です。メルマガは毎週金曜日に届きます。

メールマガジンのご案内

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

みずがきひろみのアバター みずがきひろみ 心理カウンセラー・ビジョン心理学トレーナー

ビジョン心理学トレーナー。外資系投資会社で20余年株のアナリストとして活躍。離婚問題をきっかけに心理学を学び始め、2008年からカウンセラーとして活動する。14年で8,000件以上の個人カウンセリングを実施。グループカウンセリングや大人数の癒しのワークショップも多数開催している。著書に『きょうだいが苦手だ』(河出書房新社)、『母の呪縛をといてありえないほど幸福になる方法』(河出書房新社)がある。

目次