「ありのままの私」を知る勇気、ありますか?

現在、パーソナルセッションは満席です。いつもありがとうございます。

IMG_0698

もっちりとしたバナナクレープ


こんにちは。
みずがきひろみです。

今朝は6:30から、パンケーキ、ワッフル、クレープ、コーンビーフハッシュのアメリカンブレックファストをいただきました。9:00前で、もう眠いzzz。お昼も、お腹は空かず。でも、夜は、明日がセミナーの最終日とあって、今回ご一緒した仲間たちと美味しいイタリアンを食べながら盛り上がりました。

 「自分がわからない」は「自分が嫌い」。「自分の気持ちがわからない」は「わかりたくもない!」かもしれない。

私が、ずっと「自分ってよくわからない」と困り、「自分探し」を趣味として続けているからか、本やブログ、講演でも、「ありのままの私」というフレーズと出くわすと、反応しちゃいます。私のコンプレックスの一つに、「自分がない」というのがあるからなんだと思います。

羨ましいんですよね、「私は、〇〇です!」と自分のキャッチフレーズを言える人が。自分で言うのも何ですが真面目な努力家ではあるので、ひととおりのことはできますが、ふと立ち止まると、「そんなの当たり前でしょ。みんなやっているじゃない?」と思うことばかりで、自分の個性が見つけられないんです。

ご縁かしらね。私のお客さまも、こんなこと ↑  をおっしゃる方が多いです。

昨日の私のブログにも書いたのですが、「ありのままの私」って、誤解もたくさんあるし、本当のところ、よくわからないと思うんです。

でも、「わからない」理由の一つは、その自分を嫌いすぎていて、自分からも隠しているから、であることが多いです。

「自分がわからない」=「自分が嫌い」

なようです。

「わからない」という言葉、NOの代わりに使っていることが多いって、お気づきでしょうか?

「わからない」と言いながら、自分を拒絶しているのかもしれません。

まずは、「へぇ、そうなんだ」、「そうかも」と思ってみて下さい。少しずつ「わかる」ことが増えてきますから。

 大っ嫌いな人があなたの本質だとしたら、、、?

「本当の自分がわかりません」。

「そうなの?教えてあげましょうか?」。

心理学を始めてしばらくすると、そろそろ本題とばかりに、そんなやりとりが始まります。

「あなたにとって、天敵のような人って誰かしら?」。

そんなイヤーな質問をされたりします。

「お母さん」、「お父さん」、「おばあちゃん」、「おじいちゃん」、「お姉さん」、、、「上司」、「先生」、「同僚」、、、。

結構、長いリストかもしれませんね。

でも、この人たちは、あなたに「本当の自分」の姿を見せてくれるためにあなたの前にいる、と言ってもいいのです。

同じ兄弟姉妹でも、親に対する見方は違います。あなたにどう見えているかが、「あなた」という人間がどういう者か、を教えてくれます。

あなたが同じことをしているとは限りません。

ヒステリックなお母さんに育てられて、お母さんの感情の起伏の激しさに一喜一憂した子供は、大人になると「怒る」ことをとても怖がります。怒られたらどれだけ傷つくかよく知っていますから。

でも、必死に「怒り」を押し殺して生きたとしても、世の中から腹立たしいことがなくなるわけではありません。大概は、我慢に我慢を重ねた末に、大爆発を起こして周りの人をびっくりさせてしまうか、怒らなくてもすむようにあまり人と親しくならないように距離を取るか、のどちらかになります。何れにしても、心の奥底に、あまり理解されず、うまく関われない「怒り」と「寂しさ」を抱えて生きていることが多いようです。

「嫌い」だから、同じことはしないけれど、同じ心模様を抱えている。そんな、あなたが心の奥底に隠した、自分でも自分だと思わない自分の姿を、あなたが「大っ嫌いな人」は見せてくれているのです。

それって、あなたが知っている「嫌な自分」よりも、さらに心の深いところにいる、もっと嫌いな自分が、あなたの「真実の姿」、本当の「ありのままの私」だと言っているようなものですから、ウンザリを通り越して、「もうどうにでもしてちょうだい」と投げやりになりそうです。

でも、ここでこそ、思い出してほしいことがあるんです。それは、

あなたが「大っ嫌いな人」を、「好き」もしくは、あまり気にならない人がいるってこと。あなたは鼻をつまみたくなるかもしれませんが、その同じところを「オモシロイ」と思う人もいるわけです。

あなたは、この自分の性質を、それこそ「自分じゃない」と思いたいくらい嫌っていらっしゃるけれど、「そう?可愛いじゃない?」と言ってのける人もいる。

つまり、そんなあなたを「可愛いじゃない?」と思える人がこの世の中にいる、ということなんです。

 「悪い」んじゃなくて「傷ついている」のだから、癒せば「光り輝く」んじゃない?

「大っ嫌い」って思ったのは、その性質があることで傷ついたことがあるから、です。それも、相当にこっぴどく傷ついたんです。

「怒る」ことを自分に許さなかった人が、自分の中にもヒステリックなところがある、と受け入れることができたら、真摯な情熱と繊細な感受性が一気に流れ込んできそうです。

「怒る」ことを「悪い」と断罪することもできますが、そのことで「傷ついた」ことの方を大事にしたいのです。

「傷ついた」から「怒ってはいけない」と自分を押し殺した。自分の気持ちを押し殺したから、何をしても楽しいと思えなくなった。楽しいことが何もないのに、問題は起きるし、周りには我慢せずに言い
たいことを言う人が集まってくるからストレスMAX!なんですもの。

怒られて「怖かった」「悲しかった」「寂しかった」。押し殺した「怒り」の下には、「怒られた」ことで傷ついた感情が埋まっています。それをリリースできると、もう一度、「楽しい」「嬉しい」を感じられるようになります。

心が生き返ると、もともと持っていた、あなたのエネルギーが元気に飛び跳ねるようになります。ワクワクする気持ちとともに、あなたの魅力が溢れ出して、まるであなたの中の光が灯ったように輝きだします。

「ホント?」って思いますか?

そう思われた方は、私のブログの

「時間投資」という考え方をご存知ですか~「時間」は生命のカケラ~

を読んでみてくださいね。

やってみないことは、絶対にできませんから。チャレンジするに越したことはない、と思いますけれど。

チャレンジしたいと思われたら、まずは、「悪い」「ダメ」と自分にダメ出ししちゃったら、「傷ついている」と言い換えてくださいね。

何が、どうあったとしても、あなたは「悪く」はないんです。

自分を酷いものだと思い込んでしまっただけ。

「ありのままの私」を知るには、勇気がいります。

あなたが今まで、向き合ったことのない「あなた」と向き合うことになるからです。

でも、それを繰り返すことで見えてくる世界は、極彩色の豊かなものなんです。

人生って、こんなに豊かなものだったのか、って思う人が増えてくれると、とても嬉しいです。

love and abundance,
みずがきひろみ

 

人生を楽しむ「達人」の仲間入り。はじめの一歩は【みずがきひろみメールマガジン〜life in abundance〜】のメルマガ会員登録から。もちろん無料です。メルマガは毎週金曜日に届きます。

メールマガジンのご案内

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

みずがきひろみのアバター みずがきひろみ 心理カウンセラー・ビジョン心理学トレーナー

ビジョン心理学トレーナー。外資系投資会社で20余年株のアナリストとして活躍。離婚問題をきっかけに心理学を学び始め、2008年からカウンセラーとして活動する。14年で8,000件以上の個人カウンセリングを実施。グループカウンセリングや大人数の癒しのワークショップも多数開催している。著書に『きょうだいが苦手だ』(河出書房新社)、『母の呪縛をといてありえないほど幸福になる方法』(河出書房新社)がある。

目次