みずがきひろみです。
このブログの読者の皆さま、私を応援してくださるたくさんの皆さまに、ちゃんとご挨拶できるのは、もう少し先のことなのですが、おかげさまで、私にとって最初の本を、出させていただくことになりました。
いろんなご縁でお話をいただき、出版の運びとなったのですが、今、振り返ると、やっぱりラッキーの積み重ねでした。こうして、ブログを書いておりますが、書くことが得意と思ったことはなかったので、「本を書く」は他人事のように感じていました。いえ、カウンセリングサービスで一緒に仕事をしている仲間が本を出すたびに、「すごいなー」とただただ感心している側でしたから。
お恥ずかしいのですが、ほんの一月前まで、編集者の方に、「この本、本当に出るんでしょうか?」などと「いまさら 」感満載なことを申していて、それくらい私にとっては、夢のまた夢、みたいなことが、今起きているのです。
でも。
でも、ですよ。思い出した、のです。東北の震災があった、そのすぐ後くらいでしたでしょうか。今はもう取り壊された、五反田のゆうぽうとの会場で、2時間のスペシャルワークショップを開催し、「夢を叶える」ことをテーマにしたことがあります。(その後も何回か、このテーマのワークショップはやっています。)
このとき、最後の最後に、私の叶えたい「夢」として、私は、「もっとたくさんカウンセリングをしたい」、「毎月のようにワークショップをやりたい」、そして「10年後には、臨床の本を書きたい」と言っていたのです!(マジで言ったのか?私!)
最初の二つの夢は、当時、すでにやり始めていたことを、もっと深めていきたい、という願いでした。最後の一つは、当時も、そしてつい昨年まで、まったくとっかかりのない話で、私自身、どうしたらどうなるという見通しも、そっちに向かって具体的に歩むほどの意識化もできていなかった「夢」でした。
でも、数えて7年後、どこからともなく「そんな夢、忘れていたでしょう?」という調子で、チャンスがやってきたのです。
言霊、侮るなかれ、です。
そんなすっかり忘れていたような「願い」でしたが、どうやら、心の奥の方には、「本を書けるといいな」と少しくらいは思っていたようです。
私は、80%くらい「受け身」で、起こることに対して「こうなっちゃった!」と良くも悪くも「流される」、あまり主体性の無いぼんやりした人なのですが、いざ「じゃあ、これをやってみる?」と餌を投げてもらえると、とたんに「やる、やる、やるーっ!!!」と前のめりになります。
眠っていた主体性が、ムクッと起き出して、好奇心に任せて走り出すんです。
そしてきっと、この20%の私が、 時々、猛ダッシュをするから、幸せなことに、とても多くの「願い」を叶えることができてきたのだと思います。
だって、行動しなければ、本のご提案をいただいても、提案は提案のままで終わりますもの。
だから、
「言ってみる」、
「やってみる」、
が大事なのでしょうね。
普段の私は、この写真のテーブルのように、去来する雲(想い)をただ映すように感じているだけ。
でも、時々、何かに背中を押されるように、「この雲(想い)」を言葉にして表現してみたりもします。
すると、何かの拍子に、「じゃあ、やってみる?」とチャンスが来るから、半信半疑ではあるのですが、その時は、「やる、やる、やるー!」と動いてみるのです。
言ってみれば、どこかでチャンスはやってきます。
チャンスが来たら、まず、やってみます。
うまくいかないこともたくさんありますけれど。
うまくできないと痛いですけれど。
それでも、やっぱり、チャンスそのものが、「ご褒美」ですから。
チャンスをいただけることが「ありがたい」のです。
そう思っていれば、何度でも、チャンスは来ます。
ベストのタイミングで、ベストのことが起きるー。
そう信頼しつつ、チャンスを掴めるといいですね。
あなたの雲(想い)はどんな雲(想い)?
love and abundance,
みずがきひろみ