夜明け前は、ホントに暗い?

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夜桜@中目黒

こんにちは。
みずがきひろみです。

例年より早い花の季節の到来ですね。東京でもアスファルトの道がピンク色に覆われるこの時季は、気持ちも自然と前向きになるってもんです。だって、街がピンクなんですもの。それだけで優しい気持ちになるじゃないですか。

期待がムクムクと起き上がるのに連れて、人によっては、自己嫌悪や自己攻撃も激しさを増す、なんてこともあるでしょう。

 夜明け前がもっとも暗い、といいます。

なぜなんでしょうね。物事がうまく行き始める少し前に、とんでもなく絶望して自暴自棄になることって多いように思います。

「自分は誰にも愛されるはずがない」とか、

「自分なんかにできるはずがない」とか。

その証拠に、

「大学時代に、初恋の彼が二股かけたあげくに私を捨てて、目も合わせてくれなかった」とか、

「中学生の時にピアノの発表会で、あんなに練習したのに、指が転げたじゃないか」とか。

いくらでも証拠は集まってくるので、気持ちはどんどん落ち込んで真っ暗になります。

そんな気持ちで、今の状況を考えると、周りの人みんなに対しても疑心暗鬼になってしまいます。

しかも、誰かの、他愛ない一言で、そんな真っ暗な気持ちになれるのです。

たったの一言でも、です。

でも、こんな時の「きっとこうに違いない」というダークストーリーには、信憑性が少ない、のです。

なぜなら、先に気分ありけり、だからです。

しかも、ちょっとしたことで「落ちた」気分が、です。

ネガティブな思い込みは、とても説得力があります。

それに対して、「ちょっといい気分」は、なんか儚くて、頼りにくく感じるかもしれません。

ここで気づきたいのは、状況「証拠」 に頼りたくなるほど、自分が不安になっている、ってこと。

証拠の信憑性でも、ストーリーの信頼度でもありません。

今、それくらい「怖い」って思っているってこと、なのです。

なぜ、そんなに「怖い」のかしら?

未知な世界を目の前にしているからではないの?

なんとなく、これまで感じたことのない空気感に触れているからではないの?

だとしたら、過去の記憶から集めた証拠なんてアテになりません。

過去の記憶から作り上げたストーリーも役に立ちません。

「わからない」から「怖い」のでしょう?

「怖い」という感情よりも、よく知っている罪悪感や自己嫌悪の方が安心できるのではないかしら?

私たちは、無自覚に、感じたい感情すら選んでいるようなのです。

そんなアテにならない「気分」が集めた状況「証拠」に振り回されるより、あなたの「好き」という気持ちを大事にしませんか?

目の前に「好き」な絵を置く。

「好き」なことをする。

「好き」な人とお話をする。

あなたの大切な時間を、「好き」に投資してみましょうか。

「怖い」を突破するには、「好き」「やりたい」に気持ちを集中させるのが一番だと私は思っています。

「好き」「やりたい」には、あなたの「愛」が動くから。

そこにエネルギーを注ぐと、「怖い」という感情の波がひいていきます。

ホンモノの自分を生きるってそういうことかな、って思います。

写真は、一昨日の中目黒の桜です。開花前の、いっぱいの蕾が「これから!」って叫んでいるようで、愛おしかったです。

今日も、あなたが最高に幸せな気分を見つけられますように。

love and abundance,
みずがきひろみ
 

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この記事を書いた人

みずがきひろみのアバター みずがきひろみ 心理カウンセラー・ビジョン心理学トレーナー

ビジョン心理学トレーナー。外資系投資会社で20余年株のアナリストとして活躍。離婚問題をきっかけに心理学を学び始め、2008年からカウンセラーとして活動する。14年で8,000件以上の個人カウンセリングを実施。グループカウンセリングや大人数の癒しのワークショップも多数開催している。著書に『きょうだいが苦手だ』(河出書房新社)、『母の呪縛をといてありえないほど幸福になる方法』(河出書房新社)がある。

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