Stayhome。そろそろ、みんな、優しくなれるといいね。

現在、パーソナルセッションは満席です。いつもありがとうございます。

昨日の東京は、とっても美しい青空でした。残念ながら出歩けないので、ベランダからキラキラ光る新緑を楽しみました。いい季節になってきました。なるべく動かない、stayhome生活にもそろそろ慣れてきました。

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こんにちは。
みずがきひろみです。

先日、 サンフランシスコ近郊にお住いのお客さまのお話を伺いました。

先月お話ししたときは、病院の薬局にお勤めなのにマスクが一枚も無い、という怖さを語っていらっしゃったので、その後、どうされたかしらと私もずっと気になっていました。 

「先月は、まだみんな緊張が強くて、こんなに怖い思いをして働いているのに、心ない言葉を患者さんたちからも投げつけられて、もうなんでこんな思いをして働かなければならないんだろう、って思っていました」

と振り返りながら、

「でも、あれからいろいろな対策がとられて、患者さんも、防護服を着た看護師が駐車場に出て、コロナウィルス陽性の可能性のある人とそうでない人を振り分けていて、病院の入り口も分けるようになったし、薬は健康な人が取りに来ることになりました」

と病院側が措置をとってくれた様子を報告してくださいました。そして、外出規制をはじめとした規制に住民が慣れてきたのか、

「離れてすれ違うときに一言、『ハロー、元気?』とにこやかに声をかけあったり、薬を出すカウンターを、サランラップで手作りした防護シールドで仕切っていたら、『クリエイティブだね!』と言ってもらえたり、『やっていてくれてありがたいよ』と感謝してもらえたり、なんだか最近、みんなが優しいんです」

とお客さまの声も心なしか朗らかです。

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ご自身は、慢性疾患があることから、いっときは、コロナウィルスに罹患したら助からないかもしれないと思い、自分の後始末まで考えて身辺整理にも手をつけられたそうです。

でも、覚悟を決めて恐れと向き合って、本当に大切な人を愛するために何ができるのかを考えて行動すると、今度は、それまで関係性がギクシャクしていた友人たちや、上司、前夫も、優しい言葉をかけてくれたり、支援をしてくれたり、と

「あの人がこんなことを言ってくれるなんて!」

とびっくりするようなことが続いたのだそうです。

今は、ハートフルな関係性に包まれて、お仕事を続けながら、持病の治療に取り組まれているとのことでした。

不思議なものですが、私たちは、悲しい、残念な出来事が続くと、もう誰もアテにしないと決めてしまいます。もう一度、他人を信頼して「お願い」をするのは、ものすごく勇気がいります。

実際、「お願い」をしても、期待したようには支援してもらえないことも少なくありません。

このお客さまが見せてくださったのは、自分の感情を引き受けた上で、自分にできることは全部やる、という凜とした男性性でした。しかも、それが自分が大切にしたいものを、どう大切にしたいのか、という「愛」の発信だったのだと思います。

「私、男性性が強いから、、、」

と彼女は笑っておられましたけれど、男性性であれ、女性性であれ、人は「愛」に反応するものですから。

豊かな男性性を持っていらっしゃる方は、男性でも女性でも、つい何でも自分でやってしまうので、「自立」どころか「孤立」してしまいがちです。

こんな「ソーシャルディスタンスを守りましょう」な時代は、なおのこと。

「自立」している人が、「お願い」すること、頼ること、を学ぶとき、なのかもしれませんね。

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あなたが、本来のあなたらしさを生きることで、人生を楽しめますように。

今日も、幸せ。明日も、幸せ。そんなずっと続く幸せを手にできますように。

love and abundance,
みずがきひろみ

(お客さまのご了承をいただき、書かせていただいております。)

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この記事を書いた人

みずがきひろみのアバター みずがきひろみ 心理カウンセラー・ビジョン心理学トレーナー

ビジョン心理学トレーナー。外資系投資会社で20余年株のアナリストとして活躍。離婚問題をきっかけに心理学を学び始め、2008年からカウンセラーとして活動する。14年で8,000件以上の個人カウンセリングを実施。グループカウンセリングや大人数の癒しのワークショップも多数開催している。著書に『きょうだいが苦手だ』(河出書房新社)、『母の呪縛をといてありえないほど幸福になる方法』(河出書房新社)がある。

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