【恋愛テクニック】「正しさ」より「優しさ」を選びたいから

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こんにちは。
みずがきひろみです。

今日は、アメブロの【恋愛テクニック】の担当日でした。

アメブロの記事は、↓↓↓こちら↓↓↓です。

いつもと少し違う論調かもしれません。

いつもは、「もっと感情や感覚を開いて!」とそのままご自分を表現することを応援していますが。

今日は、「みずがきさん、ブレーキを踏んでる?」と勘違いされてしまうかな?と思うところもあります。

お伝えしたいことはそういうことではありません。

ちょっとニュースを見ていて、気になったのです。

米国で、警察官に黒人男性が首を抑えられて亡くなったのをキッカケに、#BlackLivesMatter と黒人差別への抗議を訴える動きが広がっています。

個人的には、自分が経験してきたこともありますし、共感も、賛同もしています。

けれど、こういうことがあるとき、私たちの心は、駆り立てられるようになりがちです。平和的な抗議やデモを超えて、放火や店舗の略奪が報告されてもいます。

みんなで、「これは違うから変えようよ!」と声を上げるのと、「違うから、今、うまくやっている人やモノを、壊しちゃえ!」は、質的にまったく違います。

でも、感情ってそこの境をやすやすと突っ切っていきます。多くの場合、そのことに気づきません。

そのときに、エゴが使うのが「正しさ」だったりするのです。

「違う!」と声を上げるのはとても勇気のいることです。

「正しさ」は大事ですから、それを主張することも必要だと思います。

でも、「正しさ」は、「愛」とか「優しさ」を守るためにも使えるけれど、それを切り離すことにも使えるもろ刃の剣だと覚えていたいのです。

これが、海の向こうの米国での話だと、冷静に見れるので、抗議行動と逸脱の違いは、わかりやすいです。逸脱した行為が増えれば増えるほど、本来の抗議行動の「正しさ」の足を引っ張ることも、見えます。そして、それはとても残念だと私は感じています。

でも、もし、似たようなことがおウチのパートナーとの関係において起きているとしたら、いかがでしょうか?

長年、お金を稼いできていたお父さんが威張っていて、お母さんは経済力がないばかりに言いたいことを飲み込んで我慢してきました。お父さんが暴言を吐いても、お母さんは泣くしかなかった。

我慢を重ねていると、恨みつらみがたまりますから、あるとき意を決して、お母さんは、お友だちの支援もあって、お父さんに離婚届を叩きつけて出て行くことにする、みたいな話があります。

ずっと我慢が続くと、その代償が欲しくなるので、家財道具の自分の取り分とか年金の取り分とか財産分与を求めます。それは「正しい」主張かもしれませんが、なんだか「我慢」の質量と相手からの「侘び」が見合っていないと感じると、その帳尻合わせのために「あんなひどいダンナだった」「私はこれだけ我慢した」と言いたくなるではありませんか。

でも、この帳尻合わせって難しいですよね。「気が済んだ」と思えれば、そこで止まるのだと思いますが、自分の方が「やりすぎた」と罪悪感を持つと厄介で、今度は、自分の「やりすぎ」を正当化するために相手を悪者にしなくてはならなくなります。

そんな人間くさいやり取りの中で、不必要に傷つくこともありますね。

前髪を自分で切るときに、どうしても右と左の長さが合わなくて、まっすぐにしようと思うと、どこまでも短く切り詰めなければならなくなる、あの「感じ」です。

今、コロナ禍のプロセスの中で、ちょっとだけ抑圧が解けてきています。

ちょっぴり緩んだ分、鬱屈した怒りや恐れを吐き出したくなるかもしれないと思うのです。

バランスの崩れたものを直す動きが出てくるとしたら、それは「いい」ことなのだと思います。

私たちみんなが、自分の生き方の見直しを迫られているのだと思います。

そのプロセス、誰にとっても、「痛み」をともなうものかもしれないと思うのです。

だからこそ「正しさ」より「優しさ」を大切にできたら、よりホンモノの、「真実」に近づけるかしら、と。

政治の話ではありません。

私たちの身近な関係性の中で、パートナーシップの中で、こうしたせめぎ合いが出てきやすいから、ちょっと一拍おいて、よく味わって、「優しさ」を意識できたらいいなと願っています。

自分を知り、自分を好きになれれば、人生はもっと楽しい♪

今日も、幸せ。明日も、幸せ。そんな、ずっと続く幸せを見つけられますように。



love and abundance,
みずがきひろみ

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この記事を書いた人

みずがきひろみのアバター みずがきひろみ 心理カウンセラー・ビジョン心理学トレーナー

ビジョン心理学トレーナー。外資系投資会社で20余年株のアナリストとして活躍。離婚問題をきっかけに心理学を学び始め、2008年からカウンセラーとして活動する。14年で8,000件以上の個人カウンセリングを実施。グループカウンセリングや大人数の癒しのワークショップも多数開催している。著書に『きょうだいが苦手だ』(河出書房新社)、『母の呪縛をといてありえないほど幸福になる方法』(河出書房新社)がある。

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