自分との約束を守る

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こんにちは。
みずがきひろみです。


 自分との約束を守るのって難しいです。

少なくとも、私にとっては。

ですから、それをやっている人のことは、ものすごく尊敬します。

毎日の日課を決めてしっかり行動に移す、とか。
ダイエットや飲酒の節制なども、そう。
お金の使い方、なんてのもありそう。

自分との約束って、破っても誰にも叱られないですから。

自分をおざなりにしていると、ついつい後回しになります。

他人との約束は、「社会」の目がありますから。「他人に迷惑をかけたくない」という気持ちが働きますし、「怒られるのが怖い」という気持ちだって出てきます。

本当は、「恐れ」からではなくて、その相手となる「誰か」を大切にしたいという気持ちでできればいいのですが、それより先に、「約束を破ってはいけない」という「べき」ルールの方が上がってくることの方が多いですね、私も。

他人との約束も、なかなか全部守れない、です。
できるようになりたいですけれど。
不可抗力で守れないこともありますし、
単純に抜けてしまうこともあります。

でも、自分との約束を守るのは、もっと難しい、と感じています。

だから、それができる人のことは、とても、とても、尊敬します。


 良質の男性性を育てると自己肯定感が上がります。

自分との約束を守るためには、自分でまず決めること(決断力)、そして、それを管理して、行動に移すこと(管理能力、行動力、意志力)が必要です。

これ、とても良質な男性性のエッセンスなんです。

ちょっと想像してみてください。これができる男性って、何だかとてもすっきりとしていて、頼り甲斐があるように思いませんか?

もちろん、女性でも、この性質を持っていると、「自分」があって、爽やかな印象があります。


自分との約束を守れなくても、誰にもそれはわかりません。

でも、自分が自分を大切にしなかった、ということを誰よりも自分はわかっています。

なので、これが続くと、ダラダラと自己肯定感が下がります。

あの、ダイエットに失敗した時の罪悪感って言えばいいのかしら。


禁欲的になることへのススメ、ではありません。

「〇〇をしない」という禁欲的なルールがたくさんあると、エゴをかえって増やしてしまいます。それでは、本末転倒なので。


自分との約束は、自分を大切にするために、あなたが自分にしてあげたいこと、なのです。

それは、「私は、こんな人間でありたい」という願いを叶えるためのもの、です。

ですから、他人との約束以上に、本当は大切なもの、なのです。


あなたが、真に、あなたらしくあるために、あなたを守る力、と言えばいいでしょうか。

ただ、「それ、やっちゃダメだよ!」とか「やらなきゃダメだよ!」って厳しく詰め寄るものではなくて。

あなたが本当にあなたらしくあるために、あなたを守る、律する力。

真実の男性性って、きっとそういうものなのではないかしら。



 できないけれど、罰さない。これは女性性の許しの力。

例えば、早起きをする、と自分と約束したとします。

習慣を変えるのって大変ですから、決めたとしてもなかなかそうできないです。つい、今まで通りに、夜ふかしをしてしまい、朝も、なかなか起きられなかったりします。目覚まし、2つかけたのに~。気がつかないうちに止めるの、わけないんですよね。

1日できたのに、その後、3日続けてダメだったら、挫折しそう、です。

4日目、もう1回、始めましょ。

今度は、朝起きてすぐ、自分にとって「楽しみ」になりそうなことを用意しておいて。美味しい朝ごはんでもいいですし、お気に入りの本を読む、いい散歩コースを見つける、などなど。

できなくても、罰さない。

できなくても、諦めない。

できなくても、「できる」自分になれることを信頼して待つ。

習慣を変えるのは、慣性の法則(一度走り出した車は止まらない)に逆らうようなものですから、とってもとっても大変なんです。長く続いた習慣ほど、変えるのは難しい、と言います。

ですから、気長に、ね。

この、罰さない、「許す」力は、女性性の力です。「できる」自分になることを「許し」てくださいね。

「できなきゃダメ!」ではないんです。

「できてもいいよ!」なんです。


大人は、みんな、大きいか小さいかは別にして、挫折の一つや二つ、いや、10や20は、経験してきていますから。

自信が木っ端微塵に吹っ飛ぶような失敗、みんなあるのではないかしら。

やった方がいいこと、やめた方がいいこと、わかってはいるけれど、これまでうまくいかなかったあれやこれやが心に引っかかって、「ムリじゃない?」っていう気持ちの方が強くなります。

自分の中だけで結ばれた「自分との約束」では、そんな「ムリじゃない?」というエゴの声と、孤独な戦いを強いられます。(だから、「宣言しよう!」というテもあります。自分との戦いですけれど、応援は嬉しいですよね。)


だからこそ、罪悪感を、スルーすることが大事なんです。

「ムリじゃない?」の声には、

「かもね、でも、できてもいいよ」とそっと言います。


そして、大事なのは、

「できたら、嬉しい!」。


自分との約束は、自分にとっては「できたら嬉しい」ことに違いないのですから。

「できたら、嬉しい」からこそ、優先順位を上げたいんですよね。


あなたが、あなたらしく生きるために、あなたはどんな約束をご自分と結んでおられますか?

その約束、守られていますか?

大切にされていますか?


それを守れなかったばかりに、自分叩きを繰り返していませんか?


このあたりで、もう一回、リセットしませんか?

あなたがあなたらしく生きることこそ、豊かな人生を約束してくれるものはありません。



love and abundance,
みずがきひろみ


追伸 写真は、最近、私がハマってるオヤツ、田作り。なんのことはない、使いきれていない煮干しで、少しずつ味を変えて作っては、お茶うけにしています。今日は、お友達にいただいた山椒しょうゆで味をつけたら美味しかったので、私の、本日の「嬉しい!」の証拠写真です。



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この記事を書いた人

みずがきひろみのアバター みずがきひろみ 心理カウンセラー・ビジョン心理学トレーナー

ビジョン心理学トレーナー。外資系投資会社で20余年株のアナリストとして活躍。離婚問題をきっかけに心理学を学び始め、2008年からカウンセラーとして活動する。14年で8,000件以上の個人カウンセリングを実施。グループカウンセリングや大人数の癒しのワークショップも多数開催している。著書に『きょうだいが苦手だ』(河出書房新社)、『母の呪縛をといてありえないほど幸福になる方法』(河出書房新社)がある。

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