「忙しさ」という罠~女性性を置いてきぼりにしていませんか?~

12月のパーソナルセッションは満席となりました。多数のお申し込みをありがとうございました。(11/2)

昨日の七夕の日、焦がれている人や想いと出会えましたか?私は、「笹があるといいかな」と思って、お花屋さんに行ったら、「今日は七夕なので、お星さまの形をしたお花を集めてみました」と店長さん。「ヤラレター!」って思いました。星に願いを、ですものね。

会えたか会えなかったかではありません。あなたの「願い」そのものが大事。

というわけで、昨日は、家のあちこちに「星の形」の花を飾ってみました。あなたの「願い」が叶いますように。私の「願い」も叶いますように。


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こんにちは。
みずがきひろみです。


「用事は忙しい人に頼むといい」と言います。

たくさんの仕事を切り盛りしている人にとっては、1コ用事が増えても、ほんのすこしの手数が増えたくらいで変わらないと感じるのでやってもらいやすいのですが、何もしていない人にとっては、その1コの用事のために、「よいこらしょ」ってお尻を持ち上げるのが大層億劫で、なかなかやってもらえないのです。

別の言葉で、「転がりだした車は止まらない」とも言います。「慣性の法則」ですね。動きだしたら、抵抗や障害がないかぎり、同じペースで転がり続けます。

お仕事は、「習慣」にしてしまうのが一番ラク、です。「いつものペースで、同じようにやる」。身体もそれに慣れていますし、マインドも、自動的にスイッチがオンになりやすいですね。生産性がとても高い「仕事人」は、自分のタスクをルーティン化しています。「習わし」としてこなせるように自分を作っていらっしゃるのです。

会社員は、「通勤」という区切りがあって、出社すると「オン」。帰宅すると「オフ」とはっきり区別できます。

テレワークになって、この区切りはどうなりましたか?

私のような自由業の人間は、意識して時間管理をしないと、なかなかオン/オフの切り替えができません。だらだらと仕事をし、だらだらと休んでしまいがち。


いつでしたか、作家の村上春樹さんがインタビューに答えて、

「本が売れたこと以上に、毎日、毎日、決まった時間に原稿用紙に向かう生活を何年も続けたことを誇りに思っている」

とおっしゃったのを聞いて、この「枠」を設ける「男性性」がしっかりしているから、「作品を生み出す」という、女性性が働く、クリエイティブな作業ができるのだと気づかせてもらいました。

同じように、塩野七生さんが、エッセイで「私は、書類の整理はしません。仕事を整理しましたから」と書かれていて、毎年のように大作を産み落とすために、仕事の数と種類を厳選して、1年間の作業枠を設けた上で、毎日、決まった時間帯に原稿に向かうのだと明かされていました。


女性性は、自然な感性や感情でできていて、豊かでどこまでも広がっていくのですが、下手をするとカオスになるので、「器」という人工的な入れ物を用意することで、ようやくその中でカタチになるための、熟成や変容を起こすことができるのでしょう。

そんな変容や創造を可能にする「器」を作るのは、意欲、意志、判断、決断、知識、理想、目標などの男性性の力です。

クリエイティブな質のいい仕事をコンスタントにするためには、女性性と男性性のパートナーシップが不可欠なのです。



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「忙しさの罠」と呼ぶ、心のカラクリがあります。

仕事中毒といってもいいのですが、「忙しい」理由は仕事に限らないかもしれません。趣味でも、なんでも、「常に、何かをしていなくてはいられない」状態を指します。

「はたらきもの」と言えば、言葉はきれいなのですが、なんだかいつもバタバタしていて、そこに「いる」のに「いない」感じもします。

当人的には、どこか「追いまくられている」「やらなきゃ」という思いに駆り立てられている感があって、やっている最中は、「やってる」感が楽しいのですが、不思議と、不足感が残り、自分は不十分だと思ったり、やったことがでしゃばりでまずかったのではないかと思ってみたり、反省会がまた頭の中で忙しいことになります。


問題は、頑張っているほどには効果的に動けていないので、成果が上がらないこと。

なので、やればやるほど犠牲感が募ります。

でも、たいがいは、やっていることは「いい」ことですし、「やりたい」ことでもあると、行動パターンはなかなか変わりません。


どうしてこうなっちゃうのでしょう。

このような「忙しさの罠」の奥に潜んでいるのは、「誰かにとってかけがえのない人でありたい」というニーズなのです。

自分の存在理由そのものを脅かしかねないテーマですよね、これ。

なので、なかなか触れられないのです。



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「忙しさの罠」にハマるときというのは、どちらかといえば、男性性過多になっているときです。

「これをやったら」「成果をあげたら」、きっと愛されるだろう。

そう思うから必死に頑張ります。

誰かの「かけがえのない人」になるために成果をあげようとするのは、男性性の生き方です。


そんな必死なガンバリは、「見てもらいたい」ですよね。

そんな思いを「わかってもらいたい」ですよね。

そんな自分を「かけがえのないものとして愛してもらいたい」ですよね。


それを「見て」「感じて」「愛する」のが、女性性の生き方です。


ガンバルことに集中しすぎていませんか?

そのガンバリは、「自分」のためになっていますか?

「自分」は数に入っていますか?



「かけがえのない人でありたい」という気持ちを手放すのは大変です。

人は、誰しも、父の、母の、そして、大人になってからはパートナーや恋人の、「かけがえのない人」でありたいと願って生きているもの、です。

その人(たち)のために、頑張っているけれど、そんな自分を承認していないのかもしれません。

承認してくれるはずの女性性が、お留守なのかもしれません。

「そんなことを心配しなくても、あなたは最初からかけがえのない人ですよー」。

その一声が、聞こえなくて今日も、バタバタ、しているのかもしれません。



もし、頑張っているほどに成果がないな、と気づいたのでしたら、この罠を疑ってみてくださいね。

「忙しさの罠」にハマっているかも、と気づいたならば、ちょっとペースダウンしましょう。

何事もバランスですから。


ゆっくりめで生きましょう。

そうすると、不安や恐れ、悲しみがあがってきませんか?

「愛されなかったらどうしよう」。

「このままの自分ではダメなのではないかしら」。

「どうせ私なんか」。

そんな言葉がどこからかやってきませんか。

これを聞きたくなかったから、無理して、頑張って、忙しすぎるくらい、何か没頭するものを作っていたのです。


でも、大丈夫です。

これ、全部、私たちの心の深いところにある恐れが作り出している物語ですから。

手放すためにあがってきた痛みは、そっと心の中で抱きしめればいいのです。


目的達成のために、切り捨ててきた「自分」を、みーんな数に入れます。

そのために、忙しさの中で置いてきぼりにした女性性を連れ戻してくださいね。

「かけがえのない人にならないと愛されない!」って不安で泣いている自分も嫌わないでください。

この自分も「数」に入れます。


そして気づいてくださいね。

この、いろいろな「自分」のブレンドは、唯一無二だということ。

誰がなんと言おうと、かけがえのない人だから!


そう思えるまで、ちょっとのんびりペースで生きられるとベストかしら。




自分を知り、自分を好きになれれば、人生はもっと楽しい♪。

今日も、幸せ。明日も、幸せ。そんな、ずっと続く幸せを見つけられますように。



love and abundance,
みずがきひろみ



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この記事を書いた人

みずがきひろみのアバター みずがきひろみ 心理カウンセラー

外資系投資会社で20余年株のアナリストとして活躍。離婚問題をきっかけに心理学を学び始め、2008年からカウンセラーとして活動する。14年で8,000件以上の個人カウンセリングを実施。グループカウンセリングや大人数の癒しのワークショップも多数開催している。著書に『母の呪縛をといてありえないほど幸福になる方法』(河出書房新社)がある。

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