気持ちがザワザワするときは、まず言葉を丁寧に話すところからはじめる

現在、パーソナルセッションは満席です。いつもありがとうございます。

こんにちは。
みずがきひろみです。

なんだかよくわからないけれど、気持ちが落ち着かないことってありますね。

理屈をつけようとすれば、もちろん、何かは見つかるのですが、それにしても、腰が定まらないというか、ザワザワ、ガサガサする感じが収まらないときがあります。

心理カウンセラーですから、つい好奇心に駆られて、分析に走りたくなるんですが、埒が明かないことも多いです。

そんなときは、私は、まず言葉を丁寧に話すことにしています。

 言葉に自然に現れるもの

タクシーに乗るときは、運転手さんに、まず「お願いします」と声をかけるところから始まり、降りるときも「お世話になりました」と丁寧にお礼をします。

スタバでコーヒーを買うときも、最後の「です」「ます」まで意識して発語します。

しつけのしっかりとされた方にとっては、当たり前のことで、それこそ意識をされたこともないかもしれませんね。

文を最後まで言い切ることで、より「意思」や「想い」が明確になる感じがするのは、私だけでしょうか?

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新大阪から名古屋への移動中、京都でたかちゃんがジョイン。差し入れをいただきました。

 言葉によって気分が変わるとしたら、、、

日本語は、「間」がある言葉で、どこか空白を許してくれて、その空白に込めた想いを相手に推し量っていただくような気持ちの甘えが出やすい、と感じます。

逆に、英語で話しているときは、この曖昧さは許されないな、と感じます。

不思議と、英語で話したり、書いたりするときの方が、自分が考えていることが明確に分かることが多いのです。もしかしたら、単純に、英語を使うときの方が、感情の割り切りが良くなっているだけなのかもしれませんが。

日本語で話すときも、文を最後まで完了させること、言い切ることを意識すると、自分の相手への甘えを引き戻し、自分の「意思」や「想い」は、自分のもので、それを表現することもしないことも、自分に責任があるということを自覚しやすいと私は感じています。(←これをアカウンタビリティなんて言います。)

 アカウンタビリティが上がると自己肯定感も上がります

ザワザワやガサガサがどういうもので、どうして感じているのかはっきりとはわからなくても、自分が人と関わる一つ一つの行動に、丁寧に言葉を添えていくだけで、不思議と「それでいい」と自分の内側から言ってもらえているような気持ちになります。

もし、あなたが理由もなくザワザワ、ガサガサ、悶々と、苛立ちや怖れを感じておられるなら、まずは身だしなみを整えるように、言葉を整えてみませんか。

昨日、1日、丁寧に、意識しながら過ごしてみたら、おかげさまで今朝起きたら、

「生きていて幸せだわ。ありがとうございます!」

という気持ちになっていました(笑)。

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今朝の名古屋の朝日。Brand new day!

これを↑読むと、「それはあなたが幸せだからでしょう?」とツッコミたくなる方もおられますよね。

そうですけれど。「そんなんじゃ私の苦しみなんか消えないわ」とおっしゃるのもごもっともなんですけれど。

それでも、です。まず、言葉から整えてみませんか。

「自分の意思や想いの責任を引き受けられている」という感覚が高い人ほど、自己肯定感も高いものです。

大きな変化の只中で、いいことだとしても「怖く」て、どうしても浮き足立ってしまうこともありますね。ただただ不安で、いいことを喜べない方もいらっしゃるでしょう。

難しいことではなくて、「言葉を整える」。

そこに意識を持っていってみて下さいね。きっと、その「怖れ」も超えられますから。

love and abundance,
みずがきひろみ

 

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この記事を書いた人

みずがきひろみのアバター みずがきひろみ 心理カウンセラー・ビジョン心理学トレーナー

ビジョン心理学トレーナー。外資系投資会社で20余年株のアナリストとして活躍。離婚問題をきっかけに心理学を学び始め、2008年からカウンセラーとして活動する。14年で8,000件以上の個人カウンセリングを実施。グループカウンセリングや大人数の癒しのワークショップも多数開催している。著書に『きょうだいが苦手だ』(河出書房新社)、『母の呪縛をといてありえないほど幸福になる方法』(河出書房新社)がある。

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