心が疲れているときは美しいものに触れたい

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駒場のカウンセリングルームのすぐ近く、東大キャンパス内の銀杏


寒いのが嫌いなので、ダウンとレッグウォーマーで完全防備しつつも、まだ東京のお天気は冬になりきれていないのではないかと、これからの寒さに不安を覚える今日この頃です。

こんにちは。
みずがきひろみです。

今年も残すところ10日あまり。皆さまにとってはどんな1年だったでしょうか。

令和になったのが、ちょうど私の誕生日と同じ日でした。たまたまなのですが、ちょっと自慢したくなるような偶然でした。わずか半年と少し前のことなのに、はるか昔のように感じます。

それくらい盛りだくさんな1年だったのだと思います。

「駆け抜けましたね」とおっしゃってくださった方がおられました。本人的にはそんなカッコいい感じではなかったのですが、一生懸命さを見てくださったのでしょうね。おかげさまでホッと緩むことができました。

ちょっと安心したのか、疲れも感じるようになりました。

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塞ぎ込みたくなるときってありますよね。

やたらと億劫になることも。

「何が」というわけではないけれど、苛立ちがあって、ささくれだった心をどうか逆撫でしないで、と祈るような気持ちになるとき。

おそらく自分のニーズが置き去りになっていたところがあるのでしょう。

「良い」とか「悪い」とかではなくて、ただ一息つきたいのでしょう。

大きく深呼吸する、そんなスペースが欲しいだけなのかもしれません。

人恋しいのに、無性に一人になりたいのは、自分が自分の心とつながるための、ゆっくりとした時間と、安全な場所が欲しいから。

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たくさんの情報を、心が高速で処理しようとしている時、外側からは逆に、何も感じていないように、あるいは何も考えていないように見えることがあります。

あまりにもたくさんの想いが、心と身体を駆け巡るとき、処理が追いつかなくて、言葉になりません。

どれだけたくさんそんなことがあったかしら。言葉にならなくて、不機嫌だと思われて、誤解されたことが、きっと気づいていないところでも、数え切れないほどあったでしょう。

世の中のスピードに、自分が自分の心とつながるペースが追いつかないのです。

自分の持つセンサーが拾う情報量に、心の処理能力が追いつかないのです。

きっと、そのことで罪悪感など感じなくてもいいのだと思います。

本当は、誰も傷つけたくないし、嫌いなわけでもないですから。

人とつながれないのは、自分の心とつながれないからなのですが、だからこそ、うしろめたい気持ちになることもありますね。

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心が疲れているときは、自分の中の、置いてきぼりになっている気持ちに焦点を当てるために、「美しい」もの触れたいです。

美しい場所で、

美しいものを見て、

美しい音を聞いて、

美しい言葉を読んで、

美しい言葉を話して、

美しい心に接したい。

反射的に出てくる感情は、いろいろとあるけれど、ゆっくりと「美しい」ものとつながると自然と心の周波数が、「美しい」ものと共鳴して、静かな「美しい」心を引っ張り出してくれますから。

みんな、幸せでありますように。

あなたも、私も。

love and abundance,
みずがきひろみ

 

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この記事を書いた人

みずがきひろみのアバター みずがきひろみ 心理カウンセラー・ビジョン心理学トレーナー

ビジョン心理学トレーナー。外資系投資会社で20余年株のアナリストとして活躍。離婚問題をきっかけに心理学を学び始め、2008年からカウンセラーとして活動する。14年で8,000件以上の個人カウンセリングを実施。グループカウンセリングや大人数の癒しのワークショップも多数開催している。著書に『きょうだいが苦手だ』(河出書房新社)、『母の呪縛をといてありえないほど幸福になる方法』(河出書房新社)がある。

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